緑のお祭り
表参道で行われたセント・パトリックス・デーのパレードを見て来ました。
このお祭り、普段は中々見られない珍しいアイルランド犬が見られるので、私は楽しみにしているのです。セント・パトリックというのは、アイルランドの守護聖人。
ネットによれば、
“西暦四三二年、司教としてキリスト教布教のためアイルランドに送られたセントパトリックは、四六一年に亡くなるまでアイルランド中を旅しながらキリスト教を広め、各地に修道院・学校・教会を建てたと言われています。そんなセントパトリックを記念してアイルランドでは、彼の命日である三月十七日を「セントパトリックデー」という祝日にしています。”
アイルランドの宗教と聞くと私は、映画『マグダレンの祈り』や『あなたを抱きしめる日まで』の影響で、つい排他的で陰惨な修道院をイメージしてしまいます。
そこには、未婚で性交渉を持ったり婚外子を出産した少女たちが集められ、子どもは勝手に養子に出され、少女たちは虐待され、肉体労働を強いられるという修道院が描かれていました。
実話に基づいた話で、しかもそうしたことがごく近年まで続いていたというので驚いたものですが、多分それはごく一部の話であって、大方の宗教は人々をよく教え導いたのだと思いたいところです。
私は犬好きなので、アイリッシュ・ウルフハウンド、アイリッシュセッターなど犬の写真ばかりを撮りましたが、本当はあくまでも犬は添え物で、鼓笛隊やパイプバンド、チアガールなどが華やかに行進します。
アイルランドのシンボルカラーである緑の何かを身に付けて。アイリッシュのお祭りなんぞにまるで興味のない夫は、初めは全然行く気がなかったのです。
しかし、我家の愛犬タロウに緑の服を着せて連れて行ったら注目を浴びるかもよ?と言ってみたら、途端に行く気に……(←親バカ)という訳で、犬連れで車で出発。
タロウも緑の服を着てちょこちょことよく歩き、あちこちで可愛いと言われて、夫は上機嫌でした。
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