六本木のクリスマスマーケット
昨日、青山のエステサロンを出たら、表参道ヒルズの近くに人だかりが。
なんと、英国調に完全ドレスアップしたジャック・ラッセルでした。犬のくせに、首に巻いているのは、ミンクのファーか?
その後、六本木ヒルズで夫と待ち合わせ。
私はほぼ毎週映画を観ていますが、夫と観るのは非常に珍しいのです。
少し早目に着いたので、綺麗なイルミネーションなどを楽しんでいると、ローテンブルクのクリスマスマーケットが出ていました。クリスマス・グッズの専門店ケーテ・ウォルファルト(Käthe Wohlfahrt)の小さなお店も。
この夏、ドイツ旅行で行ったなあと懐かしく見ていると、フランクフルト・ソーセージやジャーマン・ポテト、グリューヴァインなどのいい匂いがしてくる。
グリューヴァイン(Glühwein)というのは、赤ワインに香辛料やオレンジ、レモンを入れて飲む、熱々のホットワイン。
映画は六時半から始まって九時まで、小腹が空いた私は、鑑賞中におなかが鳴ってもみっともないと思って、ホットドッグとグリューヴァインをぺろりと頂いたのでした。
そこへやってきた会社帰りの夫、なんだよ食べちゃったのかと機嫌が悪い。どうも映画の後に、ちゃんとした店で食べるつもりであったらしい。
そういえば、ヒルズ内のイタリアン「イルブリオ」も「フレンチ・キッチン」も暫く行ってなかったなあ。考えてみれば夫はいつも帰宅が遅く、十時過ぎの夕食も当たり前。かたや普段、家にいる私は、七時過ぎにはしっかり食べていたのでした。
そりゃ悪いことをした……
しかし結果的には、昨夜観た戦争映画『フューリー』はあまりにも暗く重く、人間の肉片が飛び散る残酷なシーンが続き、しっかりした夕食を取るような気分にはとてもなれなかったのです。
やはりヒルズ内の「アフリ」のさっぱりした柚子塩ラーメン位で、丁度よかったのでした。