俳句・短歌 句集 2021.05.12 句集「八ヶ岳南麓」より三句 句集 八ヶ岳南麓 【第10回】 浅川 健一 八ヶ岳の麓で暮らす医師の、四季折々の俳句集 この記事の連載一覧 最初 前回の記事へ 次回の記事へ 最新 さまざまな煙を上げて十二月 風花や朝市果てる頃の浜 半ドンの一斉下校雪催ひ
小説 『大人の恋愛ピックアップ』 【第68回】 鈴木 恋奈 彼の父親と私の母が不倫。親族双方殴り合いの大事件になった。だが、彼の母親は「慰謝料は要らないから」とだけ言って姿を消し… 【前回の記事を読む】彼にピアスが増えたら、私は自分の耳にも印をつけて、ニードルを取り出す…「痛い痛い!」それでも彼とお揃いがよかった私たちは新潟県の外れにある小さな町で育った。私は、ボロボロのアパートで生まれた。母親の稼ぎが少なく、泣く泣く住んでいた。幼少期に千春がそのアパートの隣の部屋に引っ越してきたのだ。千春の母親の後ろに隠れる彼の光る涙は私の心を潤した。今でも鮮明に思い出せる。彼の目は女の…
小説 『二十世紀のおとぎ話』 【第6回】 オー・クンケー 大切にしまっていた、故人からの手紙を持ってくるよう命じた。手紙は書斎の奥に大切に保管されているが、そこまでの道のりは長く… 【前回の記事を読む】過去の戦争で国民と息子、お妃を亡くした王さま。だからこそ求める〝世界一強いもの〟と、もう一つの理由そこで、王さまが思いついたのは、まずは三人の王子と二人の王女に〝世界一強いもの〟を探し出させることでした。五人が世界中を旅して世界一強いものを探し出してくる。帰国したら、五人全員が宮殿の大広間に集まり、王さまの前で自分が世界一強いと考えたものについて話をする。その中で、王さまと、…