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生命エネルギーを高めるもうひとつの必要性

さて、人間関係やお金の循環によい変化が表れたとしても、体が健康でなければ元も子もありません。

今、私たちが暮らしているのは、とても便利な文明社会。一見、快適なようでいて、多くのストレスにさらされています。実はこのストレスというのも、エネルギーの一種です。

たとえば、パソコンやスマホ、それに電車のなかから発せられる電磁波というエネルギー。もしくは、怒りや不安といった感情のエネルギー。

こういった負のエネルギーが、社会のなかにたくさん蔓延まんえんし、そのなかにいるだけでも、自分自身の生命エネルギーが奪うばわれていっているのではないかと思います。

また、食べ物もエネルギーです。手間のかからない、日持ちする食品がズラリと並ぶ昨今、どんなに栄養価の高い食べ物を食べたとしても、なかに添加物や保存料、化学物質などが含まれていると、食べ物自体のエネルギーも低くなってしまいます。

そして、その食べ物も、誰がどのように料理するかによって、エネルギーが変わってきてしまいます。

生命エネルギーのない食べ物を取り込むと、自分自身のなかにある生命エネルギーも徐々に消耗していってしまうのですが、そうしたリスクをはらんでいる世の中だということです。

そして最も生命エネルギーを消耗させる要因となるのが頭脳労働です。

このところは特に、新型コロナウイルスの感染拡大防止のために、自宅でテレワークをしている方も多いのではないかと思いますが、一日中、パソコンに向かって仕事をしたり、考え事をしたりすると、肉体的には何も疲れるようなことをしていなくても、かなりのエネルギーを消耗します。

むしろ体を動かすより頭を使うことのほうが、エネルギーの消耗量は多いと言えるでしょう。この消耗したエネルギーを回復させるには、ぐっすり眠るのが一番なのですが、これが頭を使いすぎると、そうともいかないのです。

肉体が疲れていないために、眠れなかったり眠りが浅かったりして、十分に睡眠がとれなかったりするのです。もしくは、十分に睡眠がとれたとしても、寝ている間にエネルギーが消耗していることもあります。