玄米は栄養の宝庫
代謝に不可欠なナイアシン
植物性食品にはニコチン酸として、動物性食品にはニコチンアミドとして存在する水溶性ビタミンを、総称してナイアシンと呼びます。玄米には、白米の約五倍もナイアシンが含まれています。
ナイアシンは、糖質や脂質、たんぱく質を分解してエネルギーを作るときに不可欠な成分です。さらに、皮膚や粘膜の健康を助けたり、コレステロールや中性脂肪を減少させたり、血行をよくする働きがあります。
普通の食事では過剰摂取になることはありませんが、サプリメントなどでニコチン酸を大量に摂取すると、皮膚が赤くなったり、むずがゆくなったりするといった症状が現れるので注意しましょう。