実用 評論 健康・暮らし・子育て 実用書 ノウハウ 医療 2020.05.31 いつものマスクは…売り切れ!? マスクの品格 【第3回】 大西 一成 あなたはなぜ、マスクをつけますか? ウイルスを予防したいから。もしくは風邪をひいているから。それとも顔を隠したいから? 環境が大変動した令和の時代。本連載では「実は効果が期待できないマスク」「自分に合ったマスクの選び方」「病気を予防するマスクの付け方」を医学博士が解説します。 この記事の連載一覧 最初 前回の記事へ 次回の記事へ 最新
エッセイ 『逆境のトリセツ[パラリンピック特集]』 【新連載】 谷口 正典,益村 泉月珠 右足を切断するしか、命をつなぐ方法はない。「代われるものなら母さんの足をあげたい」息子は、右足の切断を自ら決意した。 失うのは生命か右足か究極の選択まだ寒さが残る三月。午前二時。ピンポーン。「こんな時間に誰?」上着を羽織りながら玄関を開けた。そこに立っていたのは、背筋を伸ばした警察官だった。「正典さんのご家族の方ですか」「正典の母です。どうかしたんですか?」「正典さんが、国道二号線でトラックとの事故に遭いまして……」「え……、正典は無事ですか?」「現在、病院に搬送中です」動転した母は、兄と一緒に俺が運ばれた病院…
小説 『ツワブキの咲く場所』 【第18回】 雨宮 福一 ハムスターに嫉妬し、小さな命をそのまま土に埋めた。その後、主治医から家族と離れて暮らすことを提案され... 【前回の記事を読む】ペットのハムスターを庭に生き埋めにした。手のひらに、脈打つ小さな心臓。皆が私の方を見た。私を、見てくれたのだと思った。「君がこのまま家族とかかわり続けることは、互いにとってけっして良いことではないと思う。どうだろう。家族と離れて暮らさないか? 岡山であれば、私も協力できるから」 まさに入院の一歩手前。そう告げた主治医のおかげで、家族から距離を置くという選択肢があることを、私は…