今私がこの書籍を書いている2025年3月時点では2027年新卒の採用数等の発表はまだ見れないので裏付けを取れていないのですが、様々な企業の経営層とお話しする中で、ジュニアや新卒層への採用に後ろ向きになっている傾向は非常に強いので、こういった層のマーケット縮小は避けられないのでは無いかなと現時点では思っています。
2026年卒は昨年比で若干の減少となりましたが※2、ここから数年の中でどう変化するのでしょうか。
情報が溢れ、競合が増えるこのエージェントというマーケットでどう戦っていくべきなのか。私自身も生き残りを懸けて勝負をしているわけですが、本書を手に取ってくれた方とは共に生き抜きたい。
戦い抜く方法として、きっと、小手先のテクニックではない「本質的な対話力」を身につけるという活路があると信じ、その方法論を書き起こしました。
元々、本書は書籍化を前提として生まれたものではありません。私が自社の社員のために、営業研修資料として作ったものでした。
外部公開する想定はありませんでしたが、これを持ち出して外部で研修を行う機会を頂いたところ、かなりの反響をいただきました。そこで、「もっと多くの人のお役に立てるのではないか」と思い、執筆することにいたしました。
私はこれまで、一定数業界に存在するハイプレイヤーたちが「自分はできない人の気持ちがわからないんだよね」とある種得意げに語るのを何度も目にしてきました。確かに属人的な要素が強いと言われるのがこの仕事です。
しかし、「なぜ売れるのか」を最大限体系的に言語化することで、本書を手に取った方が明日から仕事で使える「何か」を持ち帰り、そして「自分もまだまだ突き抜けられそうだ」という希望を、ぜひ持ってほしいと願っています。そして共にこの戦々恐々とした時代で勝ち残りましょう。
【用語集1】
1 両面型……エージェントには企業担当者と求職者担当者を一気通貫で1名の担当者が担う両面型と、企業担当者と求職者担当者を分業する形の片面型と呼ばれる2つのモデルが存在する。両面(りょうめん)というのを麻雀の両面待ちから取って「リャンメン」と呼ぶ場合もある。
※1 厚生労働省「令和5年度職業紹介事業報告書の集計結果(速報)」https://www.mhlw.go.jp/content/11600000/001461972.pdf
※2 リクルートワークス研究所「大卒求人倍率調査(2026年卒)」https://www.works-i.com/surveys/report/250424_recruitment_saiyo_ratio.html
次回更新は10月22日(木)、18時の予定です。
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