【前回の記事を読む】手術からもうすぐ1か月なのに、まだ腹が痛い。「年のせいか?」…痛み止めでも抑えられないほど“腹壁”に痛みを感じるようになり……
第二章 手術
その5 退院とその後の生活
2023年6月18日(日)「休日、家族との一日」
術後34日目。BW:67.8kg。家族3人で朝からショッピングモールでお買物。お見舞いをいただいた方々にお返しの商品券を買う。
おやつタイムが来たので、スナックコーナーのいちごカスタードクリームの今川焼きを一人で食す。微妙な味だった。
昼はそうめんを食べた後に、息子の浜松時代の野球部の先輩が韮山球場に練習試合で来ているとのことなので、球場まで出向いた。皆変わりなく元気そうだった。
やはり痩せたのはバレており、病気について説明した。夜は久しぶりの牛肉しゃぶしゃぶにチャレンジ、美味しかった。赤身のお肉は大丈夫そうだ。最近食後は果物がゴロゴロ入ったゼリーが美味くてはまっている。
2023年6月19日(月)「コロナ陽性者も」
術後35日目。BW:68.3kg。朝から快便、しゃぶしゃぶの影響もない。午前から外来は混雑気味で、1日で105名来たため疲れた。発熱外来の患者も多いしコロナ陽性者もまあまあ出た。
第三章 術後抗がん剤治療
その1 病理結果と追加治療
2023年6月20日(火)「退院後初めての再診」
術後36日目。BW:68.3kg。本日はがんセンター受診日だ。採血後の栄養指導では、1か月間の食事制限の解除が告げられた。今後は極端な食事、ラーメン、アルコール、天ぷら、揚げ物などには十分注意する以外には特に制限はないとのこと。ちょっとうれしかった。
次の胃外科のF先生の診察は、悪い知らせを覚悟していたのでちょっとどきどき。病理組織検査の結果は、pT3(腫瘍の広がりは4段階中の3番目)N1(リンパ節転移65 個中1個陽性:Ex0リンパ節外浸潤なし)で、ステージⅡBとのことだった。
ステージングはⅡとⅢで大きく分かれるそうで、ステージⅡの術後追加治療は、抗がん剤RTS-1(ティーエスワン:経口抗がん剤)内服の単独療法らしい。ステージⅢ以上だとRドセタキセルの点滴治療になるところだったので、ホッとした。抗がん剤点滴でハゲるのは嫌だ。
術後補助化学療法の外来担当医は消化器内科のY先生で、以前からよく知っている先生なので、お任せといったところか。
今夜からRTS-1 120mg/dayで、4週投与、2週休薬だ。薬と同時に日記も課せられた。飲むまで知らなかったが、RTS-1はOD錠(口腔内で溶けるタイプの薬)だった。美味しくないというより不味いOD錠であったため飲んだ後水で流し込んだ。