【前回の記事を読む】麻酔で意識消失してから、約10時間程度か?酷い痛みで目が覚めると…胃を、全摘出されていた。どこが痛いかも分からないくらい痛くて…

第二章 手術

その2 術後の痛み

2023年5月16日(火)「痛みで鎮痛剤を点滴」

術後1日目。痛みとめまい感や吐き気などの気持ち悪さとの闘い。新人看護師とお兄さん看護師の2人で、GICUを出るまでいろいろと自分の看護をやってくれた。

病棟に戻った後は、担当看護師のTさんが入院後初めて担当になった。いきなり水を飲まされたり、病棟を歩かされたりでかなりスパルタであった。

初日にガンガンいくと、恐怖心を引き起こす患者もいると思うので、逆効果のような気がする(*個人の感想です)。

妻が昼に面会に来てくれたが、退院前に面会出来るのはこれが最後になる。だいぶコロナ感染の流行も落ち着いてきたが、面会に関してはまだまだ厳しい。

夜はやはり痛くて何度かナースコールをし、点滴鎮痛剤を使ってもらい、昨日よりは少しだけ眠れた気がする。

CRP:10.25mg/dL、Hb:10.9g/dL、WBC:10130/µL、RBC:36

1×104/µL、Ht:33.5%、Plt:22.5×104/µL、TP:5.1g/dL、Alb: 041 3.3g/dL、AST:22U/L、ALT:26U/L、ALP:48U/L、γ―GTP:33 000

U/L、AMY:93U/L、P―AMY:45U/L、BUN:9.0mg/dL、CRE:0. 68mg/dL、T―Bil:1.4mg/dL、電解質OK、腹水―AMY:217U/L。

術後の炎症反応と未だ貧血があるようだ。

2023年5月17日(水)「襲ってくる痛みと吐き気」

術後2日目。意識がはっきりしている分、痛みを強く感じる。今日は特にイベントがない。実はすべき予定がない日が、最も入院患者にとってはつらいものだとわかった。

何もすることがないと、もしかして縫合不全とか出血で再手術にならないかなど、襲ってくる痛みや吐き気のせいで良からぬことを考えてしまう。

お腹にガスが溜まっているせいか、術後の傷よりも腹の中がとても痛い。体動時に痛くなるので咳や痰の喀出が出来ない。

なぜか自分は痰が多いということにされて、ネブライザー(吸入薬を霧状にして痰の喀出などを促す吸入器)もやっている。それは違うと思ったが言えない。

今夜のナースは、声は大きいがイマイチな気がするし、私が医師ということを知らずに話しているようだ。あまり文句は言えないが、患者背景も看護する上で重要である。患者は医療者が思っている以上に我慢している部分が多いのだなあ、と少し反省させられた。