13 マスターブランディング戦略 VS マルチブランド戦略
美容クリニックのマーケティング戦略において、認知度をあげるということが重要です。
そのため、クリニックのブランドを創っていく上で、同じクリニック名を標榜して展開していくマスターブランディング戦略は有効な戦略の一つです。
例を出すと、湘南美容クリニックが湘南美容皮フ科、湘南歯科、湘南AGAなどでのブランド展開。品川美容外科が品川スキンクリニックでブランド展開などをやられている戦略です。
ブランドを創る上で認知度は大変重要なので、マスターブランディング戦略は有効な戦略と言えます。
その逆で、マルチブランド戦略というものもあります。
例を出すと、東京美容外科が、東京美容外科、フィラークリニック、AGAスキンクリニックなどブランドを分けていて、マルチブランド戦略の典型例となります。
ブランド分けしてしまっている分、広告費など運営経費がかさむというデメリットはありますが、万が一、炎上や医療事故などが起きたときにブランド価値が毀損した場合の損失が最小限になるという大きなメリットがあります。
そのため、一長一短になりますが、美容クリニックにおいては認知度をあげるという点がキーワードだと思いますので、マスターブランディング戦略の方が良いケースが多いように思います。
なお、ブランド戦略で異なる製品分野への進出に成功した企業は、顧客から良い印象を持たれることが、研究によって明らかになっています。(※1)
14 店舗やロゴを統一感のあるデザインにする
統一感のあるデザインは、クリニックのブランドイメージを確立し、ブランディングに寄与します。
また、店舗内装や外観、ロゴなど統一感があり、洗練されていれば、クリニックのプロフェッショナリズムを与えることができます。
そして、ブランディングが確立することによってマーケティング戦略上、有用ですし、クリニックのメッセージ性も強くなります。
そのため、店舗やロゴを統一感のあるデザインにすることは重要と言えます。
※1 『ブランド論――無形の差別化をつくる20の基本原則』デービッド・アーカー/ダイヤモンド社 2014
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