この本に興味を示して下さった方はどんな方なのでしょうか? 毒親、アダルトチルドレン、自己肯定感の低さ、DV、自傷行為などの体験をした方、または興味がある方、そういったところでしょうか。

私は沢山辛い思いをしてきました。沢山苦しみました。今でも現在進行形で苦しんでいます。

でも不幸だとは思っていません。貴重な体験をしたと思っています。

なぜそう思うのか?

離婚、再婚、などはよくある話ですが、私の場合は親戚ぐるみで私が非行の道に走らないよう、家庭の事情をひた隠しにし、衝撃のタイミングで知ってしまうという流れになりました。

私にとっては天と地が引っ繰り返るほどの出来事で、それを乗り越えるまでは本当に苦しい道のりでした。

家庭環境という事実に向き合うのも辛かったですし、その後どうやって生きてゆくかを若くして考えなくてはいけないという状況が、とても言葉では言い尽くせないほどの出来事でした。

普通の家庭で育つと皆が当たり前だと思っている普通の小さなことが、本当は当たり前なんかではなく、それは小さいけれどとても幸せなことだと知って欲しいです。

普通の人には当たり前なことが、私には当たり前ではなく、全てが疑問でした。

小さい頃は自分の家庭が当たり前だと認識します。ですが、成長するにつれてお友達などとの違い、世間一般との違いをだんだんと知っていくのです。

起こってしまったことは変わりませんが、物の考え方、捉え方で、その人のその後の人生は大きく変わってくると思います。人によっても影響の度合いは全く違うと思います。

私は今でも苦しんでいますが、それでも前向きに生きてゆこうと必死にもがいています。そんな私がどんなことを思い、感じたかを、本編で感じて頂けたらとても嬉しく思います。どんな方が読んで下さるのか、私はあなたとの出会いを楽しみにしています。

そしてこの本の出版を、天国にいるお父さん、おばあちゃん、山口家のおじちゃん、おばちゃんが見守って喜んでいてくれますように。

かおる

 

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アダルトチルドレンの私と、子供時代の記憶。育ての母は私が近所の子と遊ぶのを嫌っていたため、ほとんど家でひとりで遊んでいた。

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