この〝頭の体操〟を企業内のみならず、社会全般の課題についても行っていたのですが、日本人の多くは〝自立できていない〟ということと、〝理念や哲学の欠如〟が根本の原因であることに辿り着き、それを記述したものを『壊れたニッポンを治す為の処方箋2』として出版させていただきました。

そしてその後ブログに、様々な課題に対する自分なりの問題点の本質や解決への方向性をしたためてきました。それらを整理し、今回このような形でまとめることになりました。

コンサルタントの活動の一つに、少ない情報であっても問題を解決するためにそこから〝仮説〟を立て、その〝仮説〟の自己評価・分析を繰り返しながら、より精度の高い仮説=提案を導く作業を行うことがあります。そしてその提案を如何にして受け手に分かりやすい形で伝えるかを心掛けています。

この本を読んでくださる読者の方々には、私がここで記載した仮説を評価・分析し、よりよい〝仮説〟を考えていただければ幸いです。

第1章 なぜ日本人はこれほど劣化したのか?

1960~1970年代の日本人に対する評価

自分自身は1980年からアメリカに留学していたのですが、その時に1960年代から1970年頃までアメリカに留学していた日本人の評価を何回か聞かされました。細かい評価内容は覚えていませんが、大変高い評価でした。

〝それに比べて最近の日本人は……〟といった批判を何回か聞かされ、そして〝あなた方はまだマシなほうね〟といった評価をいただきもしました。〝マシ〟とは言われましたが、1960~1970年代の人達に比べると劣るということです。

半分想像が混ざっていますが、1960~1970年代前半までの日本人は概ね勤勉で、真面目で礼儀正しかったのだと思います。その頃の日本は高度成長期には入っていましたが、1ドル360円の時代で、国費や企業が派遣した留学か、またはかなり裕福な家庭の子供でないと、留学できない時代だったと思います。

そのため、その頃の留学生は、背負っているモノが我々よりは遥かに重いモノだったと思います。そしてそれなりの家庭に育った、礼儀や作法などの教育をしっかり受けていた人が多かったのでしょう。

 

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