誘われて、近くのカフェへ。佐藤さんと言う方の話がとても面白くて笑った、笑った。帰ろうと席を立とうとした時、後ろから、

「こんにちは」

と声をかける人。振り返ると、昨日の男性だ。

「今日、仕事の打合せがあって一時間前からいるのです。楽しそうな笑い声が聞こえたので見たら、あなたが居たので声をかけました」

「そうですか。それでは失礼します」

私は迷惑そうな顔をした。声をかけないでという態度を。今日は火曜で絵画教室だ。今日から風景画、立体感、遠近法。少し様になって来た。集中していたので二時間が直ぐ過ぎた。

四時過ぎに教室を出た。今日はカフェには寄らずショッピングセンターのマックでコーヒーを飲むことにした。楽しい時間を邪魔されたくなかった。一時間程ゆっくりして店を出てGパン屋さんで偶然に絵画教室の男性に会った。

「こんばんは、今日はカフェに寄らなかったのですね」

「今日は買い物があったので」

試着室に入った。

「もういないかな」

と思いながら試着室を出た。買い物を止めて帰ることにした。地下で総菜を買いに立ち寄ると又、あの男性に会う。

「偶然でよく会いますね」

と言われた。たまたまでしょうと思いながら買い物を済ませて駅に向かった。電車を待っていたらお隣に、又あの男性がいた。本当によく会うなと思った。偶然に三回も……。

たまたまでしょうと家路に着いた。一週間の早いこと、火曜日楽しみの絵画教室。二時間あっという間に過ぎた。今日は靴コーナーに寄ってから帰ろうと思って、色々見ていたら、私の不注意で隣の人とぶつかってしまった。

「あっ、すみません」

と頭を上げた。又、あの男性だった。彼もびっくりしていた。

「又、会いましたね」

「えぇ、びっくりしました。すみませんでした。それでは失礼いたします」

コーナーから立ち去った。はぁ~びっくりした。偶然にも本当によく会うな。

 

「ホワイトデーに読みたい大人のときめき恋愛ピックアップ 」の次回更新は3月14日(土)、19時の予定です。

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ホテルから見知らぬ女と一緒に出てくる夫を目撃した瞬間、クラクションを思い切り鳴らした。許せない。裏切られた。離婚しよう。

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