警官が、「お前は人の家に押し入って何をしようとしたんだ!」と詰問した。

「俺のカバンを取り返しに来ただけだ! こいつが持ち去ったんだ!」と言い、浩は、「この男は勝手な事を言う危険な男です」と言って、警官に男の足首を見せようとしたら、男が激しく抵抗し、身体を揺すり両足を振り回したので一人の警官が足を身体で抑え込み、足首を触って硬い物に気付き直ぐ裾を大きく引き上げた、すると足首ホルスターに入ったピストルが出てきた。

二人の警官はびっくりして更に両足首を強く抑え込み、ホルスターからピストルを取り出した。

そして、「お前は一体何者だ! このピストルは何処で手に入れたんだ!」と厳しい顔をして怒鳴り声を上げた。

男は急に黙り込み浩や警官を睨み返した。一人の警官が直ぐ肩のハンドトーキーを取り、現況とピストルを発見!を伝えた。

本部は至急応援部隊を送ると言って切った。

「田賀さんはこの男が何者か分かりませんよね!」と確認するように聞いた。

「全く分かりません! 急に押し込んで来たので丁度本棚の上に置いていた手品用の木材を何とか落として上手く男に当たり倒れました」

警官は「確かにこんな重い木材が頭に当たると堪えますね!」と言った。

「では詳しい事情は又伺います、先ずはこの男を本部へ連れて行き、調べた上で伺います」と言って、二人の警官が余の両脇を掴んで引っ張って出て行った。