【前回記事を読む】意識を変えれば現実が変わる。ピアノを習って挫折した人へ。あることへの意識をやめたら、楽しく弾けるようになった
第1章 心と身体はつながっている
8 イメージトレーニング
意識してイメージするトレーニングは大切です。例えばYouTubeでカッコよくピアノを弾いている人のイメージを投影して練習してみたり、自分が弾きたい最高の舞台で最高に上手に弾いている自分をイメージすることは大切です。
イメージしながら練習していると、どんどんイメージに近づいてくることが分かります。ただ「弾きなさい」「練習しなさい」ではなく、YouTubeでカッコよくピアノを弾いている動画を見せたり、カッコよく目の前で弾いてみせたり、イメージが出来るような工夫が必要です。
弾きにくい難しい部分があれば、そこを抜き出して一拍ずつゆっくりと目の前で弾いて見せると子どもたちは簡単に弾いていくことがあります(その時、言葉は使わずにイメージ出来るよう黙ってゆっくりと見せることが大切です)。
そして大切なことは、〈カッコよく弾きたい〉と願うことはよくありません、なぜなら〈カッコよく弾きたい〉という思いは、裏を返せば〈今はカッコよく弾けていません〉という意味になります。
〈今はカッコよく弾けないけど、いつかカッコよく弾く〉と願う意識が現実化すると、いつまで経っても〈カッコよく弾くことに憧れている自分〉を現実化してしまうことになります。
具体的にその場で弾いている映像をイメージすることが大切だと思います。一流のピアニストもスポーツアスリートもそうしていると思います。
私の教室のコンサートでは、少しくらい間違えてもいいからなりきって最後まで気持ちよく弾いてほしいと思います。
そして子どもたちが成功のイメージを持てるように、否定的な言葉は使わないように心がけ、上手に弾けた時、その感じで弾いてね、と声かけするよう努めています。
いつもいいイメージでピアノに向き合ってほしいと思います。そして、見えない存在たちがいるとするならば、なりきって楽しく弾いている子どもたちを応援してくれると思います。