Module1 「自分らしい自分」を見失ってしまった時代 あなたのせいじゃない
こんな時代だから自分のことが分からなくなるのは当然! でも大丈夫。
一緒に私たちの心や大切にしていた価値観について考えてみましょう。
「自分」のことはわかっているようで、わからない
学校で教わるわけでもないし、教科書やマニュアルがあるわけでもない。人に「あなたはこういう人よ」と言われても、なんとなく納得がいかない時もある。
そんな不確かな「自分」という存在との付き合いは、生まれた時から始まっています。
どうしたら「自分らしい自分」を見つけることができるのか……。
私が感情的知性や自己認識の概念に出会ったのは15年前のことです。
感情的知性とは自分や相手の感情や価値観を理解しながら、信頼関係を構築したり、お互いを尊重したり、高め合ったりできる力で、簡単に言えば、IQが「頭のよさ」とすれば、EQは「心の賢さ」という感じでしょう。
感情的知性は5つの要素に整理できます。
まず、自分や相手の価値観の違いや存在を認識し、そこから生まれる言葉や行動、感情を理解する自己認識(と他者理解)、感情や気持ちを冷静にコントロールする自己管理力。
さらに、感情を前向きな力に変えて挑戦を続けるモチベーション、相手の立場を理解した上で、気持ちや感情を理解しようとする共感力、そして人間関係を円滑にし信頼関係を築くために必要なコミュニケーションや社会的スキルです。
EQは人間関係や仕事、リーダーシップに直結するもので、人生をより豊かにする重要な力です。
さらにこの知性は、経験や学びを通じて高めていける力だということで、私も早速学ばせていただきました。
はじめは、自己理解といっても、占いや性格判断のような感覚で、まさか自分の生き方や考え方を変えてしまうようなものだとは思いませんでした。
しかし、次第に、人とより楽しく、よりよい関係を維持するためには、まずは自分を知ることが重要なのだと確信していきました。
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