【前回の記事を読む】「避妊はしない。二人の子どもができたら嬉しい」最初の不倫で彼が言った言葉。だが、いざ子どもが宿ると…

4 家族への思いやり

愛は大きく成長し、お互いに何でも言えるようになりました。

私には三人の男の子があり、照将さんは何でも相談にのってくれました。力になってくれました。

子どもたちも、照将さんに好意を抱くようになりました。

私は子どもたちに照将さんのことを話し、また父にも話し、理解してもらえた時には嬉しく思いました。

子どもたちとの出会い

照将さんと出会った頃、三人の子どもは小学生と保育所通いでした。

それから三十年あまり。その間、照将さんは息子たちのことを、いつも気にかけてくれました。小さい頃は、ネーム入りのタオルを作ってくれたりし、成長すると剣道の竹刀を用意してくれたりしました。子どもたちは、喜んで使っていました。幼い頃にもらったタオルを大切に使い、擦り切れてもなお、使いやすいようで手放さずにいました。竹刀も、今も大切にしています。

子どもが成長し、大学へ進学となった時は、下宿先への引っ越しを手伝ってくれました。次男の時は、群馬県の下宿先に一緒に行ってくれ、長男と二人で家財道具や自転車を買い揃えに、お店まで行ってくれました。私が同行をお願いしたわけではありません。自分から行くと言ってくれたのです。

私は、照将さんがどんな気持ち、考えで言ってくれているのかわからず、複雑な気持ちでした。

でも、子どもたちに、私との関係を理解してもらいたいのだと思うことにしました。

照将さんは、長男とは何度も電話をかけたり会ったりしています。照将さんは長男のことを心配して、病院にも連れていってくれました。長男は、三歳頃から花粉症の症状で悩まされてきました。冬の終わりから春先は、呼吸困難になったり顔面がパンパンに腫れたりして、親としてはその姿を見るのがとてもつらく苦しかったのです。

照将さんに話したところ、自分も同じような症状があるので、治療できるよい医師を探して連れていくと言ってくれました。そしてある日、長男を自分の地元の医療機関へ連れていってくれました。自分も同じ治療をしてもらい大丈夫なので、安心して任せてもらいたいと言ってくれました。