明治薬科大学では卒後教育を、福山大学では医療人としての心構えを、城西大学ではドラッグストア概論を担当して、現場のやりがいや楽しさを伝えておりました。現在は、第一薬科大学と広島国際大学で、医療人の前に一人の人間として人に感謝して、ありがとうと言える人間力を兼ね備えた医療人教育に携わっております。
N字の法則とは、共感を呼ぶストーリー展開。私は貧乏な長屋で育ちました。頑張って東大の大学院に行って上場企業の役員になりました。これでは嫌味に聞こえます。なぜなら、「あなただから、できたんでしょう?」と思われて、共感を呼びません。
「N字の法則」でストーリー展開すると、貧乏な田舎で生まれ長屋で育ちました。一生懸命頑張ってやっとの思いで東大に入りました。しかし、田舎もんが東京を気取り、傲慢になりおいしい話に騙され最悪な状況に。
どん底の生活から脱したいという強い思いで、そこから何とか心を入れ替えて、再度努力に努力を重ねて人にも恵まれ、何とか人に認められるようになりました。N字を描いて上下する、高低差のあるストーリー。
実は、「水戸黄門」も「プロジェクトX」もみんなこのストーリー。面接の時、あなたのプロフィールをN字の法則にする。最後は意義目的でまとめる。これが共感を呼ぶ最強の法則です。
水戸黄門の一行が穏やかな田舎道を歩いていると(N下から上)、悪代官に騙されてひどい目にあっている町娘が。キャー助けて。八兵衛が黄門様に現状を伝え、風車の弥七が走り、かげろうお銀がお色気で情報収集(N上から下)。
助さん格さんが登場して、この紋所が目に入らぬかの名台詞で滅多切りの勧善懲悪。しかしここで終わらず、黄門様のおかげで、この町にも以前の平穏無事な日常と笑顔がまた戻ってきたんです。めでたしめでたしで一件落着。意義目的まで達成して一話完結(Nの下から上)。