【前回記事を読む】人類滅亡へのカウントダウン…核戦争を防止し地球環境を守らなければ、地上の楽園は崩壊する

第1章 地球国を創る Ⅰ

5 江戸時代に生きた人が今、タイムスリップして目の前に現れたら

170年前の江戸時代は頭にちょんまげを結った武士がいました。士農工商など、人は生まれながらの階級社会に一部の人を除き、誰も不思議を感じず生きていました。

江戸時代の農民は何代続いても農民、武士はよほどの事がない限り武士の家系を継ぎ、生活の保障はされています。商家は長男が家業を継ぎ、旦那さんと呼ばれ、そこで働く人も番頭さんと呼ばれる人から下男下女まで商家の階級に縛られていたようです。

100年前の大正時代は江戸時代から比べると職業階級は改善されましたが、現在の生活環境と比較するとまだ、国民生活は裕福ではなさそうでした。

昭和、平成と時代は変わり、令和の時代に変わり、大正時代と比べ、現在の国民生活レベルが格段に良くなりました、住居、衣類、乗り物、食料品、教育、家庭生活、政治政策も変わり、便利で快適な生活を過ごすことができるようになりました。

170年前、100年前と比べると、現在の日本国民は平等である事の素晴らしさを有難いと思います。企業の中での組織による階級はありますが、現代は職業差別も人種差別も、男女間差別も改善されています。

どうですか? 100年は地球の歴史から見れば一瞬の出来事です。今から100年先200年先の未来を、なすが儘に任すのでは無く、未来を予測して人類を含む生物が繁栄して希望の持てる世界を創る努力をするのは私達の使命ではないでしょうか?

江戸時代に生きた人が今、タイムスリップして目の前に現れたら、驚き、何を感じるでしょうか。食生活も変化して大阪~東京間、新幹線では2時間余り、東海道五十三次の江戸時代の生活と現代人の生活を比べてどんな答えが聞けるか興味深々です。

医学が進歩して、私のDNAを元に100年後に生まれ変わることができたら、どのような世界になったのか自分で見たい、生活を体験したいですね。200年後は医学の進歩で人の生命を変える時代になっているかも知れませんね。

人間の寿命をコントロールする時代で、平和で豊かで自由な生活をエンジョイできる地球国が誕生していればこの上ない幸せですね。

そんな世界を、私達の子孫にプレゼントしたいです。