「邪魔ですけど」

「そんな寂しい事言わないで邪魔なんていやだよ」

本当に悲しそう。余計にハグしてくる。

「もうすぐできるから、ちゃんと座ってね」

「分かった」

「どうぞ」

「作るの、早いね」

一口、口に運ぶ……。

「う~ん、旨い!」

はぁ~、安心……。

「ゆっくり、食べて」

「早く食べて、シャワーに入ろう」

「まだ、お昼ですけど」

「それが?」

「ベッドに入るの、早くない?」

「ええっ? 僕はベッドに入るって言ってないけど」

「えっ! ……勘違い。ごめんなさい」

「うそ、うそ、そう言う意味だ。アハハハハ」

「もう~。意地悪だなぁ」

サッサカ食べて、サッサカお片付けして、サッサカ手を引かれてシャワーに向かった。陽もまだ高いのにベッドで愛を確かめ合って……。

「嫌だ~。もう三時よ」

「買い物に行こうか」

「何かあるの」

「早く一緒に住む為に、揃えようよ」

「何を?」

「分からん」

「ええー、何、それ」

二人で大笑い。幸せ。

予定もなく、出かけた。何を買い物するか決めずに。雑貨屋さんで、可愛いマグカップ、グレーとピンクを買った。

「今どきは少ないかもしれないけど、僕はホームウエアをペアで欲しいな」

「じゃ、探しましょうね」

次回更新は1月6日(火)、22時の予定です。

 

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