【前回の記事を読む】たった今も書き続けて18年!? 365日毎日欠かさずブログでつぶやいている田舎のおっさんなので、生存確認と思って笑ってください
読んでいただくみなさんへ
ワタクシ、著者、いやいや、それほど力むほどの者ではございませぬ。田舎のカワリモノの老人の愚痴みたいなものでね、よく立派なご本の著者は、ご自身のことを、僕とか、小生とか、おっしゃいます。
アタシのバアイは、自分のことを、いろいろな呼び方しております。
まず、自分は小僧であると思っており、信じておりますから、ワタシも、「ボク」と言ったりしますが、これは、決してガクシャ先生や、お医者さまや、ひと昔の巡査さんや、えっらい人が「チミねえ」とか「僕はね」とおっしゃる、アレではありません。還暦をとうに越した爺さんでありながら、小僧だと思い込んでるんで、「ボク」と呼びます。ま、「ボクちゃん」みたいな感覚で笑ってください。
それから、この地方の方言かも知れませんが、自分のことを「ワシ」とも言いますし、「アタシ」「アタシャ」「オイラ」とも書いたりしますが、みんな自分のことです。カンボジアに行ったとき、ガイドのクンティア君という女性に、「今回は誰と来ますかぁ?」と訊かれたとき、
「今回はオイラとシナット君で行くから頼むわな」とメールで返事して、
空港に着いたら「あと、もう一人の方はどこですかぁ?」と訊かれました。「今回は、シナットさんと、岡さんと、オイラさんでしょ?」ってね。ああ、申し訳なかったのだ。
また、話す相手のことを、「オマエ」とか「オミ」とか、よんだりもしますが、こりゃ、上から目線の言葉ではなく、ここら辺の田舎じゃ、相手が父親であっても、「オマエ」って呼んだりしますんで、怒らないでおくんなさい。
オイラが住んでるのは、生まれたときは、「三重県員弁郡(いなべぐん)藤原村大字上之山田」でしたが、途中から、「三重県いなべ市藤原町上之山田」に変わっちまった。アタシャ、非常に憤慨しておって、オイラの生まれ故郷は「市」などではなく、「藤原村なんだぁ」と叫びたいのだ。
で、名前だけ、街みたいに変わったところが、風景や、人の生きざまは、村のままだし、ボクは「村の生き方がいい」と思い込んでおるのです。
北には、伊吹山が美しい姿でこちらを向いており、西には故郷の山藤原岳がそびえ、東は養老山脈で、ボクらを包んでくれてると思っています。