絵本・漫画 絵本 猫 家族 2025.06.12 「ほんまに父ちゃんはこの子らに甘いんやから」と母ちゃんはおこってるような、あきれてるような声で言った はなび 【第1回】 八十田 惠子 ねぇ母ちゃん、 父ちゃんはどこにいったの? この記事の連載一覧 次回の記事へ 最新 人間の父ちゃん&母ちゃん、犬の兄ちゃん、猫の姉ちゃんと暮らす、おしゃべりが大好きな末っ子猫「はなび」。走りまわって一緒に眠って、家族と遊ぶ楽しい日々だったけど、ある朝、父ちゃんが体調を崩しはじめて――。※本記事は、八十田惠子氏の書籍『はなび』(幻冬舎ルネッサンス)より、一部抜粋・編集したものです。 はなび 写真を拡大 写真を拡大
エッセイ 『遠い夢の向こうのママ[人気連載ピックアップ]』 【最終回】 かおる 身体中、痣だらけのまま着たウエディングドレス。DV夫が腕につけた痕は、結婚式の写真にもはっきり写っていた。 【前回の記事を読む】DV被害に衝動ODで入院。脳細胞の一部が死滅したらしく、言い返す気力も、考える力も、言い訳する思考力も、どこにもなかった。翌日はとても綺麗な教会で結婚式だったが、私の全身は手のひらサイズの痣だらけだった。ドレスから出ていた腕の痣だけ、結婚式の写真にも写っていた。結婚式自体はスムーズに進み、無事に終わり、その後の旅行は特にひどい喧嘩はせず満喫できた。後から聞くと、新婚旅行直前に…
小説 『訳アリな私でも、愛してくれますか』 【第9回】 十束 千鶴 「私、……本当にしてないです」中学2年生のくるみに降りかかった残酷すぎる現実とは――? 【前回の記事を読む】それが発覚したのは、中学2年生のときだった。明らかに普通とは違う胸の違和感。病院に行った頃にはすでに『手遅れ』であったカルテになにかを書きながら、おざなりに医師がいう。もちろん幼いくるみにも、毎日人の裸を見て診察している医師にとってはなんら気にもとめないような仕事の1つだということはわかっている。それでも、彼女の感じている羞恥心や進まない気持ちを汲む様子がないのを見て、あまり…