絵本・漫画 絵本 猫 家族 2025.06.12 「ほんまに父ちゃんはこの子らに甘いんやから」と母ちゃんはおこってるような、あきれてるような声で言った はなび 【第1回】 八十田 惠子 ねぇ母ちゃん、 父ちゃんはどこにいったの? この記事の連載一覧 次回の記事へ 最新 人間の父ちゃん&母ちゃん、犬の兄ちゃん、猫の姉ちゃんと暮らす、おしゃべりが大好きな末っ子猫「はなび」。走りまわって一緒に眠って、家族と遊ぶ楽しい日々だったけど、ある朝、父ちゃんが体調を崩しはじめて――。※本記事は、八十田惠子氏の書籍『はなび』(幻冬舎ルネッサンス)より、一部抜粋・編集したものです。 はなび 写真を拡大 写真を拡大
小説 『ハロー、わたし!』 【最終回】 澤 幸希 息子は8歳の時に亡くなった。別れた夫が動物園に行くと言って連れ出した日だった。死因は… 【前回の記事を読む】「あなたに任せます。その家で家族と笑って暮らせればそれでいいんです」40代夫婦から、古民家リノベーションを依頼され…住宅メーカーを退職してフリーになってから十年、豊島区駒込のマンションに自宅兼オフィスを構えている。インテリアコーディネーター歴は三十年を超える。住宅デザインを手掛ける時には必ず施主さんとの世間話や思い出話にできるだけ時間をかける。出来上がったプランは何枚も手描き…
小説 『眠れる森の復讐鬼[人気連載ピックアップ]』 【第23回】 春山 大樹 昏睡状態の彼女が殺人を犯したとは考えにくい。手足は枯れ枝のように痩せ細り、歩き回る姿は想像できなかった… 【前回の記事を読む】「糞したんだ。換えてくれ」屈辱的なナースコールに、無言でズボンを下ろした。便で汚れたオムツ交換の間も、にやにや笑われ…「だって、急に探偵みたいな口調で言うんだもの。『君達』だなんて」「お前が、この事件を解決しろって言ったんだろ。探偵みたいな口調にならないと、こっちも探偵のように頭が回らないんだよ!」海智が顔を真っ赤にして反論すると、一夏は右手でお腹を押さえて、左手で口を覆って…