大阪市内の高層建物と関西のテーマパークを越えて未来都市に近づくと、神戸の市街地が目下に広がり、なだらかな坂道を辿るとやがて急坂になり、そこが阪神タイガースの応援歌六甲おろしで有名な六甲山、摩耶山です。
春の柔らかな薄緑に彩られた山並みから季節が変わり、夏には濃緑の樹々が強烈に照り付ける太陽を吸収して神戸の街を涼しくさせて、11月には彩り豊かな毛氈を敷き詰めたような秋色に染まり旅人を慰めてくれます。
その先の神戸未来都市の上空から発着場に向けて降下し、着陸態勢に入ります。未来都市に来る時はドローンバスがお勧めです。
神戸市内の背景に緑なす六甲連山の景色を堪能しながら20分で未来都市に到着します。
ドローンバスは人を運ぶには時間短縮が出来る、21世紀の素晴らしい乗り物ですが、残念ながらドローンバスはバッテリーと馬力能力の限界があり、一度に何百人の人を移動する乗り物ではありません。
やはり地上の道路利用が必要で、湾岸線から未来都市まで高速道路の延長と、一般道路と43号線からの進入道路の新設、乗り物は地下鉄を新設します。JR新神戸駅からJR三ノ宮駅を経由しても短時間で未来都市に到着します。
空と高速道路と地下鉄が観光客の最大のアクセスとなります。利用者数一日平均5万人〜10万人、年間3000万人の観光客を迎える計画です。
未来都市神戸が完成すると世界中から観光客が押し寄せます。未来都市に長期滞在する人と観光客で受け入れキャパ数を超える事が予想され、残念ながら、これ以上の観光客をお迎え出来ない事も予想されます。