絵本・漫画 絵本 成長 2024.12.09 寝ている妹に布団をかけ、庭の隅に造った父母の墓に手を合わせると、納屋まで行き鍬を握った。妹も、両親が残したこの畑も… しょぼくれしょぼ造 【第4回】 アソウ カズマサ どんな事があっても前に進む どんな事があっても守りつづける そんな心の強さが未来を創る この記事の連載一覧 最初 前回の記事へ 次回の記事へ 最新 昭和生まれの著者が若者達に心の在り方を伝える。春造は、いつも道端にしゃがみ込んで虫や草花をながめています。そんな姿についたあだ名は“しょぼくれしょぼ造”。ある春の日、突然のカミナリで両親を亡くしてしまった春造は妹のオトを守るため生きていくことを決意します。大切なものを守りながら大人へと成長してゆく物語。※本記事は、アソウカズマサ氏の書籍『しょぼくれしょぼ造』(幻冬舎ルネッサンス)より、一部抜粋・編集したものです。 しょぼくれしょぼ造
小説 『夫 失格[注目連載ピックアップ]』 【第20回】 時亘 一肇 夫が2階に上がるたびに走る緊張感。少しずつ、少しずつ、荷物を運び出し、夫から離れる準備を進める…絶対に悟られてはいけない 【前回記事を読む】昼夜問わず怒鳴り続ける夫の声は、ご近所中に広まっていた。遂に家を離れる決心をし、行動することに…女性センターに電話すると、提携する弁護士さんを紹介してくれた。そして後日、その弁護士さんに会いに行った際、「離婚される気はありますか?」と聞かれたので「はい」と答えると、「では家を出ないといけません」と。離婚調停をするにあたり、同じ屋根の下で当事者同士が一緒に生活しているのはおかしい…
小説 『店長はどこだ[注目連載ピックアップ]』 【第22回】 八十島 コト 人間関係を洗うも洗えず迷宮入りか...諦めかけた警部が被害者の家で見つけたものとは 【前回の記事を読む】妻の突然の事故死、明らかになる不倫、間男への復讐、殺人の悔恨..はさておき、部下の女との恋に溺れる一方、昨年の秋から十名たらずになった捜査陣を率いていた大東は、井上との関係者を金沢から外のエリアに広げていた。井上と人間関係を構築していた者は金沢だけに留まらなかったからだ。何せ井上が金沢店の店長に就任したのは、事件が起こる前年の七月だったから、むしろ、彼の人生の中で、恨みを抱く…