絵本・漫画 ペット 絵本 猫 2024.12.03 まだ目も開かないへその緒が付いた子猫4匹―その日の夜までにみんな死んでしまった… ぼくはないた 【最終回】 ほんだ よしこ どんなに小さくても、みんな同じ、尊いいのちを持っている この記事の連載一覧 最初 前回の記事へ 雨の降る6月のある日、生まれたばかりの4匹の子猫が捨てられていた。か弱い体で懸命に生きようとするも、簡単に奪われてしまういのち。人間の都合に翻弄され、苦しむ動物たちを少しでも減らしたい――。そんな思いから、「いのちの重さ」を問いかける。生き物を大切にし、思いやりのある心を育てる絵本。※本記事は、ほんだよしこ氏の書籍『ぼくはないた』(幻冬舎ルネッサンス)より、一部抜粋・編集したものです。 ぼくはないた
小説 『乙女椿の咲くころ[人気連載ピックアップ]』 【第4回】 倉田 裕美 朝方、はっとして目が覚めた。自分の爪先に、濡れた何かが当たる…「キャー!」――それは想像もしない光景だった… 【前回の記事を読む】幼かった自分は実際に戦争を見てはいない。だが残像だけはぼんやりと見ていたような気がする私は、子供の頃から、犬、猫、鳥などの小動物が好きで、いつも身の回りには、カエルやカメまで含めて、生き物が、何かいる生活を送ってきた。猫は結婚して家を出るまで、ずっと実家にいて、同じ布団で寝起きを共にしていたし、犬も色々な犬種を飼った経験がある。そんな私が唯一苦手な小動物はハムスター、リスなど…
小説 『幸せを呼ぶシンデレラおばさんと王子様[新連載記念ピックアップ]』 【第14回】 武 きき 「私は、幸せで涙が止まらなかった」不倫され離婚した母の再婚相手はお金持ちの社長だった。 【前回記事を読む】新しい彼から結婚のプロポーズ。「喜んで、お受けいたします」そしてレストランオーナーからのサプライズケーキ。彼もびっくり。婚姻届を出す前に、子供達に報告をしたい。「浩輔君と祐輔君に会いたい。直接僕から話したいので、来週の木曜日か金曜日夕方時間を空けてほしいと連絡してくれる?」「わかりました。今、電話してみるね」「浩輔、俊さんとお母さんから大事なお話があるの。来週の木曜日か金曜日夕…