絵本・漫画 健康・暮らし・子育て 絵本 教育 2024.09.17 お米の始まりは、もみ選び。人も、牛も力を合わせて、緑ゆたかな田園風景は生まれる。 おこめができるまで 【第1回】 みうら やすよ おいしいお米は手間ひまかけて この記事の連載一覧 八十八もの工程におよぶと言われる日本の米づくり。知っているようで知らない、それぞれの作業を水彩画とともにわかりやすく解説しています。ページをめくるごとに田んぼの姿が変わっていく、絵巻物のような絵本です。日本の農業の原風景を伝え、食べ物に感謝する心を育みます。※本記事は、みうらやすよ氏の書籍『おこめができるまで』(幻冬舎ルネッサンス)より、一部抜粋・編集したものです。 おこめができるまで 写真を拡大 写真を拡大
小説 『インスタント・ストーリーズ』 【第6回】 紀伊 みたこ 知らない番号からの電話にでるとカスタマーセンターのお姉さんで先日の夫は実は… 帰宅したユウタはスマホ片手に目の前のカレーを表情も変えずに頬張り続けるのだ。「美味しい? 時間をかけて作ったのよ」「あぁ……うん」しびれを切らしたサトコの問いかけにも、ユウタは返事ともいえない返しをしてくるだけだった。サトコはガックリと肩を落とし、会話はプツリと途切れたように終わりを告げた。昼間の姿は仕事モードだったからなのか……。はたまた何か後ろめたいことでもあったのか……サトコの中で疑惑だけ…
小説 『娘からの相続および愛人と息子の相続の結末[人気連載ピックアップ]』 【第9回】 川井 れもん 「直美の遺産相続の手続きはいつ話し合いをするのだ?」娘の葬儀が終わったばかりなのに元夫は非常識な発言をしてきて...?! 日付が変わり直美の通夜が執り行われた。直美の職場の同僚とか昔の同級生なども参列してくれて、最後の別れに多くの人達が涙して悲しんでいる事を隠さないで表現していたが、その参列者の中に元父親の姿は無かった。参列者名簿を見ても名前がない。やはり、雄二が考えていたとおりの人間なのかと思い、誰もいない場所に移動して再度、元夫の携帯電話に直美の本葬への参列依頼を録音したのだった。次の日、葬儀場に朝早くから雄二…