絵本・漫画 健康・暮らし・子育て 絵本 教育 2024.09.17 お米の始まりは、もみ選び。人も、牛も力を合わせて、緑ゆたかな田園風景は生まれる。 おこめができるまで 【第1回】 みうら やすよ おいしいお米は手間ひまかけて この記事の連載一覧 次回の記事へ 最新 八十八もの工程におよぶと言われる日本の米づくり。知っているようで知らない、それぞれの作業を水彩画とともにわかりやすく解説しています。ページをめくるごとに田んぼの姿が変わっていく、絵巻物のような絵本です。日本の農業の原風景を伝え、食べ物に感謝する心を育みます。※本記事は、みうらやすよ氏の書籍『おこめができるまで』(幻冬舎ルネッサンス)より、一部抜粋・編集したものです。 おこめができるまで 写真を拡大 写真を拡大
小説 『春のピエタ』 【第18回】 村田 歩 私の妹は、5年前に殺された。高校二年生だった。自宅のすぐ傍で車の中に引きずり込まれて、河川敷まで連れて行かれ… 「早い時間ならお客さんはいないと思ってたのに、本当にすみません」「ああ、いいのよ。若旦那は特別なの。昼の三時には仕事終わっちゃう人だから。それにわたしのお客じゃないしね」意外に屈託のない話し方であたしに座るように促すと、自分も隣に座り、長い手を伸ばした。「ちょっと、あそこの神林さんのバランタインで一杯作って」バーテンの男性に命令する。こういうお店は経営者の次に偉いのはホステスさんなのだろうか。佳…
エッセイ 『保健師魂は眠らない[注目連載ピックアップ]』 【第8回】 真秀場 弥生 薬を3倍量服用して出勤、さらに職場で追加して「めまい」を抑える。 震える視界で車を運転して―。 【前回の記事を読む】認知症で「壊れゆく母」を父とともに在宅で看取ることを決めた。「私が母の娘であること」すら母の記憶の中から消えてゆく...そのために、どれほど多くのことを私は父と語り合っただろう。汲めども尽きぬほどの不安や心配事が、父の口からはいつもあふれて出てきていた。毎日、来る日も来る日も、母の介護を一緒にし、介護に関する知識や技術を父に教えながら「大丈夫。いつも私が一緒にいるから」と伝え…