2005年春、塩谷社長はプラスチック加工機械を買おうとする越前市今立町にある日本プロファイル工業株式会社高野治士社長を紹介してくださいました。高野社長は越前市ハッポー化学工業株式会社奥野社長を紹介してくださいました。

この両社とも樹脂を溶かして、板を作る押出機を使っていますが、日本製はあまり高いので、半分以下の値段で中国製のプラスチック加工機械を購入しようということでした。

樹脂加工の本を買って勉強

私、南山部長、寧波の許と周、高野社長、奥野社長

 

私はもちろんプラスチック加工機械のことは全然わからなくて聞いたこともなかった製品ですが、従来通り樹脂加工の本を買って勉強しました。

機械の種類やそれぞれの原理や部品が大体わかってから、インターネットで中国のプラスチック加工機械メーカーを探したり、中国の知り合いに聞いたりして品質の良い会社を調査しました。

結局中国のトップクラスの上海金湖機械有限公司や寧波方正機械有限公司、張家港貝爾機械有限公司を見つけました。

そして、事前に何回も電話して連絡・確認した上、2005年8月10~15日高野社長、奥野社長と設備部南山博一部長と一緒にそれらのメーカーの工場を視察し、経営者と打ち合わせました。