小説 絵本・漫画 ビジネス 絵本 お金 2024.05.14 【絵本】ほしのカケラでおはなやケーキと交換して「もりのコンサート」へ! 星のカケラの物語 【最終回】 作:ふくだ かずき 絵:めむ 人生ではじめて出会うお金の本 この記事の連載一覧 最初 前回の記事へ りんごやバイオリンと交換できる、不思議な“星のカケラ”。みんなの笑顔を想像して使うと、喜びの輪が広がっていく……。――ひとのためにつかうと みんなが しあわせになれる。ふしぎな ほしのカケラの おはなし。※本記事は、作:ふくだ かずき、絵:めむ氏の書籍『星のカケラの物語』(幻冬舎ルネッサンス)より、一部抜粋・編集したものです。 星のカケラの物語
小説 『いつか海の見える街へ[人気連載ピックアップ]』 【最終回】 須賀 渚 彼女はひとりで逝ってしまった――。危篤になる前に「会いたい人はいないか」と看護師が聞いたそうだが、彼女は… 【前回記事を読む】「私、ここに自分のお墓を買ったの」と話し出す彼女。「身寄りがないから…ほんとはあなたのそばにいたいけど、許されないわ」扉が開いて、以前にも会ったことのある婦長が現れて「面会室」と書かれた部屋に案内された。向かい合わせの椅子があり、座るようにと手で示した。向かいに腰を下ろした婦長は、低い穏やかな声で話し始めた。年末の風邪の症状から高熱を出し、さまざまな治療が試みられたが、免疫力が…
小説 『ボイス・リミット』 【最終回】 松本 すけ 「癌」? 耳を疑った。彼女が子宮頸がんを患っていたなんて…恋人の死因を葬儀中に知ってしまった僕は、そのままその場に倒れて… 【前回記事を読む】昨日まであんなに元気だった彼女が急に死ぬはずがない――声だ。声の上限を迎えて死んでしまったんだ…二日後、葬儀は学校関係者も含めて執り行われた。裕翔はこの二日間、食事は何も喉を通らず、放心状態だった。葬儀に参列し、一人ずつお焼香をした後、彼女の顔を見ると、とても綺麗な顔をしていた。眠っているだけのような顔をしていて、今にも起きていつもの笑顔を見せてくれそうに思えた。「これからいろ…