小説 絵本・漫画 ビジネス 絵本 お金 2024.05.14 【絵本】ほしのカケラでおはなやケーキと交換して「もりのコンサート」へ! 星のカケラの物語 【最終回】 作:ふくだ かずき 絵:めむ 人生ではじめて出会うお金の本 この記事の連載一覧 最初 前回の記事へ りんごやバイオリンと交換できる、不思議な“星のカケラ”。みんなの笑顔を想像して使うと、喜びの輪が広がっていく……。――ひとのためにつかうと みんなが しあわせになれる。ふしぎな ほしのカケラの おはなし。※本記事は、作:ふくだ かずき、絵:めむ氏の書籍『星のカケラの物語』(幻冬舎ルネッサンス)より、一部抜粋・編集したものです。 星のカケラの物語
小説 『お嬢様の崩壊』 【新連載】 いけだ えいこ 銀行員の夫は給料五十万円のうち生活費を八万円しか渡してくれずついに… しずかは、自分がお嬢様だと思ったことはなかった。でも、最近になってやっぱり自分は周りと少し違うのかもしれないと感じていた。子どものころ住んでいた都内の家には部屋が十四ぐらいあったし、門から玄関までのスロープには車が三台くらい停まっていて、玄関ホールには大きな銅像が立っていた。習っていたピアノは日比谷でクリニックを開業している祖父の書斎に置いてあり、そこには仏像が立っていて、ピアノの練習をするとき…
小説 『鶸色のすみか』 【第14回】 野原 ルイ 今、思い返してみると、月子姉ちゃんはおかあさんに一番かわいがられていたよね 妹が自嘲気味に笑う。「くしゃみで済めばいいじゃない。こうして姉妹仲良く本音を言い合えるほど仲がいいんだから母も喜んでるって。あんたは末っ子だから被害少なかったよね」「お姉ちゃんたちを見て学習したのよ。親が進めるレールに乗っとけば大丈夫かなってね。タンジュンにね」「そりゃあ、悪かったね。私らの素行が悪かったから」「でも、お母さんの反対を押し切って結婚した大きい姉ちゃんが一番幸せになってる」姉夫婦が…