2 想像と夢の世界、100年先の未来生活を20年後に創る
神戸市海上沖合に誰も想像しない世界で初めての、空中に浮かぶ、災害に強い100年先の未来都市神戸を建設するプロジェクトの完成イラストです。完成するとこんな景観になります。
イラスト作成者のご協力で窓の一つ一つが見える緻密な未来都市完成図を描いていただきました。空中にはドローン車が飛び交い、海上にはクルーザーが海外から到着しています。
イラストの建物の形状は現在と変わりません。それは、現在の私には未来建築物の形状は現像出来ないためです。
2145年頃の未来都市建設に向けて計画が進むと、未来都市神戸の建物の形状はこのイラストと随分と違う景観になるでしょうが、こんなデッカイ空中都市が神戸に出来るのです。
未来予測に長けた人達で研究機関を設けて約100年後の未来都市の形状と生活様式、職業の変遷、乗り物、建築物概要、新たな主食の発明、地球資源の共有制度、戦争回避の制度設計などについて世界中から専門家を招聘して未来の地球規模での未来の予測をします。
世界中から大人も子供も、建築技術者や未来研究専門家、未来志向の企業、学校単位、個人でも頭に描いた未来建築物のアイデアを募集して、イラストを土台にして未来人類の家庭生活、社会基盤を基に、発展した社会を創ります。
120年後の未来の建物は現在と建築素材も外観デザインも建物を維持する空調設備も大きく変化します。特に地球環境に優しいカーボンゼロが目安です。
空中に浮かぶプラットホーム型敷地には重量制限があります。高層建築物は海底の基礎杭を基盤に立ち上がり、基礎構造の一部はプラットホーム型未来都市の支持基盤になりますが、台所のテーブルの脚を半分にしてその上に建物を構築する方法なので重量のある建築資材を極限的に減らします。在来方式のコンクリートと鉄骨の建築仕様は適していません。
未来の建築物は樹脂と鉄、千年材の木材とコンクリートを合体したような資材で出来るでしょう。
軽量で丈夫で長持ち、工法が簡単、安価で建築後の安全性能が優れ使いやすい、地球環境に優しくなどの条件を加味すると、マッチ箱のような箱を積み重ねて自由自在なデザインの建物が建設可能で、積み重ねた箱の周りを鉄骨で覆う方式が理想でしょう。外壁も樹脂と布などを利用し、太陽光発電が出来る素材を利用して、環境を考慮出来る素材が発明されるでしょう。
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