太蔵はいつも純粋そのもので、周囲へピュアな波動を放っていました。気持ちが通じないとき、たまに癇癪を(かんしゃく)起こすこともありますが、解決すればすぐに忘れてしまいます。

いつも「今、ここ」に存在しています。アヤは子どもたちを見るたびに、我を振り返ることができました。過去にとらわれることなく、また未来の心配をすることなく、いつだって、「今」しか存在していないことを、気づかせてもらっていたのです。

どんな困難が訪れようと、なんとかなる! だって、どんなに頑張ったって、今できること以上にやれることはないのだから。諦めるのは簡単だけど、本当にそれでいいの? どうなりたいの? そんなときは、本当の自分に問いかけてみよう。

そして、答えが見つかったなら、前に進むだけ。この幸せな時間が、どうかいつまでもつづきますように。

喜怒哀楽をはじめ、これでもかというほどに、多種多様な出来事や感情を体験するために生まれてくるニンゲンという生命体。いろんな視点から振り返ってみると、意外と面白いかもしれませんね。いろんなつながりを確認できるかもです。

未来は、「いまだ来ず」です。そこに、不安や心配をしてはもったいないと思いませんか。先が未確定だからこそ、好きに選べる。あるいは、成り行きに委ねてみる。それぞれが自由に設定できるのだと思います。なんでもありです。すべてオッケー! 

そう思えたら、どんな気分になるでしょう。なんだか、楽しみになってきませんか。もっともっと軽やかに、私はどんどん飛翔してみたくなってきました。それは、随分と単純すぎると笑われてしまいそうですが……。

真実はひとそれぞれだというのも、そのとおりだと思います。真実は、ひとの数だけあると言われる所以(ゆえん)ではないでしょうか。価値観・感覚は、個人的なものですし、それぞれが別々の宇宙をもっている、という言い方もできるかと思います。壮大じゃありませんか。

そうそう! 宇宙は無限でしたね。「銀河」という言葉にとても惹かれる私です。銀河の果てにたどり着く生命体は、どこかに存在するのでしょうか。

ここで、詩が浮かんできました。

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