俳句・短歌 俳句 コンテスト大賞作品 2023.10.26 句集『バーの二階で』より三句 バーの二階で 【第2回】 田中 龍太 幻冬舎グループ主催 『短歌・俳句コンテスト』大賞受賞作品 日本の四季を彩った、“今”を表現する一冊 この記事の連載一覧 最初 前回の記事へ 次回の記事へ 最新 コロナ禍以降、読書を楽しむ機会が増えた人も多いのではないでしょうか? 本書は、その間に編まれた句集です。※本記事は、田中龍太氏の書籍『バーの二階で』(幻冬舎ルネッサンス)より、一部抜粋・編集したものです。 春の景 一目見た ひとを手淫に 黄水仙 蛇穴を出づ ラーメン屋の 掛け声 漕ぐよりも 唇愉し ふらここと 【前回の記事を読む】句集『バーの二階で』より三句
小説 『超能力探偵 河原賽子』 【第43回】 春山 大樹 大腸がんを5年放置していた母…無理矢理病院へ連れて行き、「あとどれくらい生きられるか」聞くと… 【前回の記事を読む】「人工肛門は嫌」と大腸がん手術を拒否した母…不調が出ても「今さら受診しても怒られるだけ」と病院を拒絶してしまい…突然の受診だったが、千晶が専門医の確認のうえ診察してくれることになった。彼女は診察室に二人を呼び入れた。「こんにちは。いつも麻利衣がお世話になってます。これ、よかったらどうぞ」 小百合は塩大福の包みを千晶に差し出した。「こんにちは。こちらこそ麻利衣にはいつも助けられ…
小説 『大人の恋愛ピックアップ』 【第163回】 武 きき 「死ぬまでそばに…」とプロポーズされた夜、彼好みの白い下着を身に着けた。優しく、包まれるように抱かれて… 【前回記事を読む】翌朝「僕はどうだった?」と確かめると、「昨日の夜は初めてすごくとろけそうだった。あんなに感じるものなのね。」しばらくすると息子達夫婦が来た。二人とも、とても好青年だ。二十分ぐらいで帰って行った。ゆりの様子を見ていた。時計を見て、カウンターでカフェラテを注文して席を移った。本を読んでいる。「今井、周囲を見てごらん。二人の紳士らしき男性がいるだろう。ゆりさんに声をかける準備している…