評論 詩 宇宙 夜景 2023.07.09 詩集「星間通信」より3篇 星間通信 【第2回】 細見 劉一 果てのない宇宙と地球。 地球と僕の中の闇。 凡百の孤独の情景を、澄んだ言葉で紡いだ23編の詩集。 この記事の連載一覧 最初 前回の記事へ 次回の記事へ 最新 ※本記事は、細見劉一氏の書籍『星間通信』(幻冬舎ルネッサンス)より、一部抜粋・編集したものです。 【前回の記事を読む】詩集「星間通信」より3篇 マゼラン星雲 1つ 2つ 3つ と 星が 盗まれていく 1人の 大男が まっくらな航海を終え 星を無数 ポケットに突っ込んで 陸に上がって行った
エッセイ 『大人の恋愛ピックアップ』 【第48回】 Happy Navigator 那美 私が妊娠する少し前から、夫の会社同僚の若い女の子がよくうちに遊びに来ていた。ただの同僚だと思っていたけれど… 夫とは、私の会社の同僚の友人という形で知り合い、1年半のお付き合いの後、結婚しました。もちろん、幸せになるために結婚しました。子どもたちと一緒に温かい家庭を築くことが目標でした。1年半のお付き合いの中でも、私は特に彼に違和感を持つことはありませんでした。いま思えばなんですが、結婚に関して前進する手続きはすべて私がやりました。・結婚するまで二人で積立する・家具や生活用品を買う・結婚式の日取りを決め…
小説 『ケルベロスの唄』 【第3回】 佐々木 啓文 アメリカのフロリダ州。普段は日本食レストランで働いている二人だが、アパートに帰るとオランダ産のマリファナを吸って… 【前回の記事を読む】フロントガラスに口紅で『BUY ME!』、ボンネットの上には巨大な角――その他にも見慣れない車を何台も見つけた「音がだいぶ外に漏れてるからさ、リッキーちょっとだけボリューム下げてくれよ」暗いキッチンのスツールに座るチャイニーズのリッキーは、微笑みながら曖昧に頷いてステレオのボリュームをわずかに絞る。さらっとした茶色の髪をインテリ風に七三分けにしているのとは裏腹に、肩までまくら…