参考までに、これらの目標の妥当性については以下のデータや見通しから算出しました。
(1)投資利回り3%以上の目標は他の金融商品(銀行、国債、社債、安全な他社株式の利回りなど)と比較して低くないか。利回り目標は銀行金利はもちろん日本国債が、1%以下に満たない状況であること。
東京証券取引所第一部225社の2021年度の平均利回り率が1.8%であることなどを勘案して極めて安全性の高い企業各社の平均利回り3% 以上の目標は妥当と考えます。また、3%以上の利回りが達成可能である妥当性については以下のデータに基づきます。
①チームの投資対象企業のうち利回り期待企業(トヨタ自動車、ソフトバンク、富士フイルムHLDGS)3社の2022年度末の予想配当利回りは既に3.26%と発表されていること
②アメリカの通信用半導体メーカーで世界トップのクワルコムの5年間の平均利回り率が3.49%であること
③そしてチームの各社が今後5年のあいだに増配や株式分割を実施すればさらに利回りのアップが期待できること等の根拠に基づき3%以上としました。
(2)株価値上がり目標を投資開始後5年目の年度末の株価のチームトータルの時価総額(チームの各企業の時価を合計したもの)の2倍以上とします。従って、最初に20万円でスタートした場合は、40万円以上を目標にします。
この目標の妥当性については
①このチームはAIと5G通信をコアテクノロジーとする企業で構成されているので、それに近い調査データとして、日本国内のAI システム市場の成長率について、大手調査企業のIDCJAPANのデータによると2020~2025年の国内AIシステム市場の成長率は25.5%と予測していること。その場合5年後は約3倍となり、目標の2倍をはるかに超えると予想される
②チームの投資対象企業のうちの成長期待企業6社の直近5年間の実績は2017年度末の各社(国内4社、アメリカ2社)の株価合計に対して、2021 年度末のそれらの各社の株価合計が177.4%の増加と大幅に2倍を越していること等のデータを元に値上がり目標を5年後年度末2倍以上に設定しました
花咲爺さんチームのポートフォリオの企業や関係業界の調査データなどを分析した結果、利回り、値上がり益、のどちらの希望も達成可能という見通しが立ったため、花咲爺さんは投資目標を定め、投資を開始します。
※各種データ類は2021年3月時点の調査データに基づく。