別れて気付いた事

こんばんは、しめさんです。千葉県のテーマパークに行く当日を迎え、ワクワクしながら彼女を迎えに行った。行く途中、彼女はダッシュボードの上に両足を乗せて、靴の紐を締めだした。

何をするんだ!! 僕の愛車のダッシュボードに土足の足を乗せて、さすがアメリカンなヤツだと思った。湾岸道路を走っている途中、右手に城が見えて、「ワォオマイガー」と彼女が言った。やっぱアメリカンだと思った事を今でも覚えている。

テーマパークに入場し、あるエリアに向かい、鉄道が上に通る橋の下で、僕は橋に向かってジャンプした!! 手が橋に届いた。彼女は大爆笑していた。ここに手が届くと幸せになれるらしい。

パレードを見て、花火を見て、最高な時が過ぎていった。テーマパークを後にするため、駐車場に向かう途中、僕は彼女に向かって手を差し伸べた。彼女は手をそっと出し、繋いだ。僕は照れ隠しに大きく前後に手を振った。彼女は「痛いよ!!」と言うが、僕は手を振り続けた。帰り道、首都高速を走っている途中、左手に羽田空港の滑走路の青い光が、とても綺麗だった。

しかし、そんな幸せな日々は長く続かなかった。(全部、僕のせいだ!! 本当にごめんなさい!!)

別れの日、車の中で彼女が「死なないでね」と言った。3カ月という短い時間だったが、人生の中で1番幸せな時間を過ごせたと思います。今でも、彼女は僕の心の片隅で生き続けています。

それからしばらくして、冬が訪れました。別れて気付いた事、それは20歳までの人生の中でここまで人を愛する事は、なかった事です。今日はこれくらいにしておきますね。

おつき合い、ありがとうございました。それでは、また明日。バイバイ。