コロナ禍後の世界
霊格向上は世界を進化させる思想である!! 今、コロナ禍後の世界がどうなるか、世界中の人々が注目しています。世界は、その歴史上においても一大転機を迎えているのかもしれません。
公平公正であると思われていた国連のさまざまな機関や、国際的な機関が、一方にくみする不平等な機関だということが明らかになってきたからです。
私が著書の中で、何度も述べてきたように、公平公正で世界をリードする機関を新たに創設しなければならないということが現実味を帯びてきているのです(『道義を顕正する』より)。
コロナ禍によって混沌としたこの世界をどのように秩序立てていくかという問題は、目先のことにとらわれず、全体を広く見ることを必要とされています。すなわち、世界を達観すれば見えてくる、ということです。
私をはじめとする日本人も、他の国の人々も、その国の国民である前に地球人だということを理解しなければなりません。考えてもみてください。もし地球の気候がおかしくなれば、作物が育たなくなります。生態系が狂ってしまえば、魚介類の生態にも変動が起こります。家畜が病に冒されるようになれば、食肉が円滑に供給されなくなります。世界中の森林がなくなれば、地球の酸素は逼迫し、二酸化炭素が地球を覆うようになるかもしれません。
世界の人々、つまり地球人は、地球というゆりかごを平穏に保つ必要があるのです。
地球の資源は一国のためだけにあるのではないのです。