日中印の役割
大本神諭は後に詳しく述べますが、京都の綾部に「出口なお」と言う女性がおられ、明治25年なおが55歳の夜に突然神さまがなおに神がかりされ、81歳まで色々と予言をされたのです。その予言を収録されたのが大本神諭です。
大本神諭(第1巻 明治26年?月?日)
「お照しは一体、七王も八王も王が世界にあれば、口舌が絶えんから、一つの王でおさめる経綸がいたしてあるぞよ。世界の人民よ、改心されよ。もとの昔にもどすぞよ。びつくり箱があくぞよ。神国の世になりたから、信心つよきものは神のお役にたてるぞよ。いままでは、から(唐…中国)と日本が立てわかれてありたが、神が表にあらわれて、から(唐)も天じく(印度)も一つに丸めて、万劫末代つづく神国にいたすぞよ。艮の金神はこの世のえんま(閻魔)と現あらわれるぞよ」と宣言されています。
このご神諭は明治26年に予言されていますが、128年前の人々は何のことか意味がわからなかったと思います。世界に王様が7つも8つもいては口喧嘩が絶えんから一つの王で治める経綸がしてあると予言されています。
2682年も続いている日本の天皇陛下のことと思われます。神さまは必要な物はお造りになりますが不用な物はお造りになりません。2700年も前からすでに第16代仁徳天皇のような方を用意されておかれたのです。アジヤの国で王に当る人で国民の幸福を常に願っていた王様は、日本の天皇陛下をおいて一人も見当りません。
中国は毛沢東主席が共産主義を導入しましたが、共産主義は早くから消費期限が切れ食中毒になり、ソビエト連邦からロシヤに改名しましたが古くなった思想です。
又ユダヤ式金融システムの資本主義経済も富の格差がひどくなり、平成24年9月18日(9年前)米国の金融の元締めFRB第14代バーナンキ議長が色々の制約があるため、金融政策でアメリカの財政を立て直すことは最早や限界があり、不可能と認めて退任しましたが、賞味期限が遂に切れました。世界は消費期限の切れた共産主義と資本主義経済の両主義が行き詰り新しい仕組を模索している現状です。
此のような状態を打破するのはご神諭の通り、日本が草食系民族の中国・印度の3国でアジヤの草食系民族がグループを作り、アジヤの繁栄を計るのが最良の方法と思います。戦争の無い楽しいアジヤを造ることで、他国のさきがけになりたいものです。そうすることで、米中の対立が平和的に解消するようになると思います。ヨーロッパのEUは肉食系民族で一つのグループをすでに形成しています。
アメリカは肉食系民族のカナダ・南米諸国と豪州がグループを作り、アメリカは日本に魅力が無くなり離れていくでしょう。アフリカはアフリカ大陸の諸国が一つのグループを作りロシヤは土地が広いので単独行動でもよいでしょう。この五つのグループが新しい生き方を模索することです。
アメリカは資本主義経済を続行するでしょうし、ロシヤも共産主義を踏襲するでしょう。アフリカの色々な資源を世界の国々が横取りをしていたので、アフリカの資源はアフリカが活用して早く自立するように各国が当分の間いろいろと援助が必要です。例えば宝石のダイヤモンドはアフリカも原産地ですが、その加工技術はインドで加工してアフリカには教えません。アフリカに加工技術を教えて少しずつアフリカが自立するようにするのが先進国のつとめです。