夏休みは花火とカキ氷、そしてホットケーキ
私たち夫婦は、結婚当初から共働きだったため、我が家の三人の子どもたちは全員、0歳から保育園に通わせていました。
二十年以上も前のことなので、地元の小さな会社では、今のように産休や育休を取得する人も少なく、結婚したら寿退社、というのが主流でした。私もそんな流れのなかで海(長女)の妊娠が分かり、結婚〜退職〜パートで復職〜、碧(次女)の妊娠が分かり、退職〜パートで復職〜、空(長男)の妊娠が分かり、退職〜パートで復職を繰り返しました。
知っている方も多いと思いますが、念のためにお伝えすると、保育園は幼稚園と違って夏休みがありません。つまり、夏休みを経験するのは小学生になってから。初めての長期休みに子どもたちのテンションは上がる!
我が家の夏休みの定番は、花火とカキ氷、そしてホットケーキ。付け加えるならカレーライスだろうか。小学生になると、お泊まり会が出来るようになる。仲良しのお友達の家に泊めてもらったり、うちに泊まりに来てもらったり。
子どもの友達が泊まりにくる日、私も夫も基本的には仕事のため、特別何かをすることはなかった。夜はカレーライス、夕食後、公園で花火をしながらカキ氷作り。カキ氷はカルピスが人気。そして、朝は、子どもたちがホットプレートでそれぞれホットケーキを焼く。食べ終わったら皆で掃除をして、近くの市民プールへ。昼食はおにぎり。外で食べると美味しいねぇ。
と、頑張らないお泊まり会が定番。たまに夕食のカレーライスがお好み焼きやタコ焼きに変わることはあったけど、何品も手作り! なんてことはしなかった。それでも、お友達とお風呂に入って、夜更かし出来るだけで、笑顔と笑い声の絶えない、特別な日になるようだ。
せっかくのお泊まり会だもの。親の私たちも出来れば一緒に楽しみたい。イベントだからって頑張らない、準備にお金や時間をかけない。それが我が家のルールだから。