ケルベロスの唄

佐々木 啓文
出版社名:幻冬舎メディアコンサルティング
発行年月:2025年7月31日
価格1,200円+税
日本食材の問屋業者として働くリク。彼の周りには、奇妙な縁で結ばれた移民たちがいた。
美容師のヒカル、日本食レストランのオーナー・ショウゾウ、そこで働くハルカ、ダイスケ、マサ、そして神秘的な魅力を放つストリッパー・ジャムプーン。
孤独で厳しい仕事をしながら、夜は仲間たちとの饗宴に身を委ねるリク。
しかし、彼らの世界はある事件をきっかけに徐々に崩れ始める――。
自らの物語の結末を知ったリクが選択した、運命とは。

著者詳細

佐々木 啓文
1975年東京生まれ
北海学園北見大学商学部卒

北海道から帰京後、都内の会社勤めを経て、9・11の同時多発テロ事件直後にアメリカ現地法人の貿易商社に転身し渡米。フロリダ州南部を拠点に生活を送る。
のちに健康面での理由により会社を離れ、マイアミ近郊でホームレス経験者となり、帰国後まもなく現地での経験をもとに執筆活動を開始するが、2006年末に書き上げた小説『ケルベロスの唄』の草稿を棚上げにしたまま、都内でふたたび会社勤めに専念する。
それから約19年ぶりに小説『ケルベロスの唄』の原稿を読み返し、ほぼ全編にわたるリライトに取り組んで、2025年の夏に電子書籍にて発表した。

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