劇症型地球温暖化の危機

日本はこうして食料自給率100%を達成する
本田 幸雄
出版社名:幻冬舎メディアコンサルティング
発行年月:2021年11月24日
ISBN 9784344936478 判型 新書258ページ
価格990円+税
地球温暖化は、想定していたよりもはるかにはやく、大きな被害をもたらしている。
このままでは、とくに人類の食料生産に大きな影響を与えることになる。
まるでパンデミックのような世界規模での食料不足を危惧する著者は、
本書でその具体的な対抗策を論じる。全人類の覚悟を問う一冊。
目次
  1. はじめに
  2. 第一章 人類は農業技術の発展によって人口を増やしてきた
  3. 《一》近世までの農業の歴史
  4. 《二》イギリスの(第一次)農業革命─ノーフォーク農法(輪栽式農業)
  5. 《三》アメリカの第二次農業革命(農業の機械化)
  6. 《四》第三次農業革命─インドの緑の革命
  7. 第二章 二一世紀末一〇〇億人になる人類の食料をどうやって確保するか
  8. 《一》二一世紀末までの世界人口と必要食料見通し
  9. 《二》オランダの第四次農業革命
  10. 《三》劇症型地球温暖化によって農業はどうなるか
  11. 第三章 袋小路に陥った日本農業
  12. 《一》戦後日本農業のあゆみ
  13. 《二》食料自給率四〇%にまでなってしまった日本農業
  14. 《三》なぜ、日本農業は衰退したか
  15. 第四章 日本型第四次農業革命で食料自給率一〇〇%を達成する
  16. 《一》日本農業改革の方向
  17. 《二》第四次産業革命技術で農業技術は大きく変わる
  18. 《三》太陽光エネルギーによる農業工場システム

掲載記事

著者詳細

本田 幸雄
1942年、島根県生まれ。東京大学工学部機械工学科卒業。

通産省入省、重工業局、資源エネルギー庁、工業技術院、(文部省出向)長岡技術科学大学教授、通産省機械情報産業局、中国通産局長。通産省退職後、医療福祉研究所、(財)愛知国際博覧会協会などを経て、現在、(株)二十一世紀新社会システム研究所代表。

著書に『21世紀の社会システム』、『水田ハ地球ヲ救ウ』、『ベンチャービジネス成功への決定的条件』、『西暦2000年への選択』(監訳)、『地球白書』(監訳)、『21世紀地球システムの創造』(共著)、『21世紀地球システムの創造』(共著)、『「グローバル・サンシャイン計画」で防ぐ劇症型地球温暖化』(幻冬舎、2021年5月)、『人類はこうして核兵器を廃絶できる』(幻冬舎、2021年11月)、『アフリカのホモ・サピエンスが天皇制国家・日本を建国するまでの歴史』(幻冬舎、2022年2月)、『日米中一五〇年の歴史─日本は米中冷戦を防ぐために何をすべきか』(幻冬舎、2022年2月)、『劇症型地球温暖化の危機を資本主義改革で乗り越える』(幻冬舎、2022年3月)など。