双頭の鷲は啼いたか

樹 亜希
出版社名:幻冬舎メディアコンサルティング
発行年月:2020年7月31日
判型 電子書籍のみ243ページ
価格600円+税
ふとしたきっかけから、運命は交錯しはじめる。様々な人間模様を描く3篇。
予備校で働くタケルと、エリート医学生の武史。それぞれ全く別の人生を歩んでいたが、ある事故がきっかけで、運命が狂いだす。全く同じ顔を持つ二人の、出生の秘密とは。―『双頭の鷲は啼いたか』
他人とうまく付き合えず、不器用に生きてきたあずさ。周囲の優しさに支えられながら、少しずつ自分を強く持つようになる。そして、無名のカメラマン亨と出会う。愛する人と結ばれ、慎ましく懸命に暮らすが……。―『exist together 共に和がれる』
とある町の花屋には、様々な事情を抱えた人々がやってくる。一方、花屋の切り盛りをする美帆も、身内に言えない秘密の悩みを抱えていて……。―『花を纏う』
目次
  1. 双頭の鷲は啼いたか
  2. exist together 共に和がれる
  3. 花を纏う
  4.  黒い服の女
  5.  孤独な魂
  6.  女の計算
  7.  小さな手
  8.  女の誤算
  9.  本当の孤独

掲載記事

著者詳細

樹 亜希
京都府 宇治市生まれ。
現在京都府在住。