「フェール・セーフ」に学ぶ災害対策論
出版社名:幻冬舎メディアコンサルティング
発行年月:2018年11月27日
ISBN 9784344919129
判型 新書
・
140ページ
価格800円+税
フェール(危険)は必ず起きるものであると想定し、対となるセーフ(安全策)をあらかじめ準備しておく、
これが「フェール・セーフ」の基本となる考え方である。本書ではまず、東日本大震災や125万件年金情報流出事件といった重大事故を展望し、これにフェール・セーフの技術の適用が充分であったら、と振り返る。原子力発電・高齢者問題・急激にリスクを高めた災害環境・サイバー攻撃…これらの問題に今後私たちはどう立ち向かっていけばいいのか。IoT、クローン、AI(人工知能)といった最新技術が生まれた現代だからこそ目指せるセーフとは?
「先制安全」の考え方を基本とし、災害・事故への対策としてどう技術を導入していくべきか、これからの安全と安心を確保するための道筋を示した一冊。
目次
- 1章 フェール・セーフな日常生活
- 2章 これまでの重大事故(フェール)
- 3章 フェール・セーフの技術的側面
- 4章 フェール・セーフの社会的側面
- 5章 これからの問題
- 6章 セーフ(安全)を実現する最新技術
- 7章 これからの問題(フェール)を新技術が安全(セーフ)にする
- 8章 おわりに