【前回の記事を読む】風変わりな雰囲気を醸し出している渡世人風の男はどこから来て、どこへ行こうとしているのか……橋の袂の(たもと)ささくれた板に書かれた名が消えかけている。橋の入り口には、数人の男がいて橋番として橋銭(はしぜに)(通行料)を徴収しているようである。ただ、橋番の男にしては柄(がら)が悪い。ひとりは手に徳利を持ち一人は行商人らの荷袋に手を入れている。橋の入り口で何人かが言い争っている。…
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