【前回の記事を読む】そこには小金をためて仕事をリタイアした連中が、現地の女性と住んでいる家が沢山あるらしく…「でも、よりによってフィリピンなんて。大丈夫なの? それでなくても直ぐお腹を壊すくせに」と、既に一児の母になっている娘の陽子は三人の湯飲みにお茶を注ぎながら懸念を示した。子供の頃から病弱だったことこそが医者になった動機でもあることを、木田や祖父母から何度となく聞かされて育った陽子はよく知っ…
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小説『ディワータの島』【第5回】しのぶひろ
フィリピンでの食事は粗末だった。骨にこびりついた肉片、匂いの強い炒めた飯と、具のない薄味のスープを口にすると…
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小説『ディワータの島』【第4回】しのぶひろ
そこには小金をためて仕事をリタイアした連中が、現地の女性と住んでいる家が沢山あるらしく…
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小説『ディワータの島』【第3回】しのぶひろ
客引きの嵐を抜け、不安な車に揺られ…異国の坂道を登った先に姿を現した白い宿舎
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小説『ディワータの島』【第2回】しのぶひろ
子は独立し、妻に先立たれ…惰性で生きる日々に終止符を打ったのは、旧友が知らせてくれた一つのNGO募集だった
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小説『ディワータの島』【新連載】しのぶひろ
バタンガスの港、船着き場の薄暗い待合室――蒸し暑さと独特な匂いに包まれる中、医師・木田はある目的で"異郷の島"へ…