三年後聡子は卒業し、都内の銀行へ勤めた。彼女が最初に休みのとれた日曜日、渋谷で待ち合わせた。昼飯を食べてから二人で話し合った結果、映画を観ることになった。デパートにかけてある大きな看板を見て「私、あれが観たかったんです」『猿の惑星』という看板だった。「えー、俺は気が進まんなー。最近話題になっている『卒業』が観たいんだけど。じゃんけんで決める?」「『卒業』でいいです」すぐに答えてくれた。中に入る…
言語聴覚士の記事一覧
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小説『季節の向こうに未知が見える』【第16回】林 克
デートの別れ際に…突然、聡子の右掌が僕の頬に飛んできた。
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小説『季節の向こうに未知が見える』【第15回】林 克
「逝ったよ…」無気力な日が続く中、母のことを思い出した。
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小説『季節の向こうに未知が見える』【第14回】林 克
一生歩けないんだ…涙は流れても流れても、熱かった。
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小説『季節の向こうに未知が見える』【第13回】林 克
二人は青春の真っ只中を走っている。羨ましかった…
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小説『季節の向こうに未知が見える』【第12回】林 克
病院の変更。励ましの言葉の中、ストレッチャーに乗せられ…
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小説『季節の向こうに未知が見える』【第11回】林 克
「私がいるじゃない」聡子の一言は決して軽い言葉ではなかった
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小説『季節の向こうに未知が見える』【第10回】林 克
「こんな体を見せなければならないのか」身のすくむ思いがした
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小説『季節の向こうに未知が見える』【第9回】林 克
俺は何よりも聡子の顔が見たかった、会って話がしたかった。
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小説『季節の向こうに未知が見える』【第8回】林 克
あの頃の僕は、何よりも、日常とは別の世界が見たかった。
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小説『季節の向こうに未知が見える』【第7回】林 克
あれほど苦しかったのに…亡くなった母さんが守ってくれたんだろうか。
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小説『季節の向こうに未知が見える』【第6回】林 克
「医者がなんと言おうが俺は歩いてみせるよ、父さん」
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小説『季節の向こうに未知が見える』【第5回】林 克
スプーンの尖から伝わる友の情が、とても嬉しかった。
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小説『季節の向こうに未知が見える』【第4回】林 克
目が覚めると僕は病院にいて…見慣れぬ白い天井と募る不安
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小説『季節の向こうに未知が見える』【第3回】林 克
逃げ出したい気持ちと何が何でもやるんだという気持ちが交錯して…
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小説『季節の向こうに未知が見える』【第2回】林 克
【小説】このくらいの寒さに負けていられるか
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小説『季節の向こうに未知が見える』【新連載】林 克
別れ際の聡子は寂しそうで…そんな彼女を愛おしいと感じていた
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