黒瀬 裕貴

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書籍

  • 差出人は知れず
    くろせ ゆうき
    出版社名:幻冬舎メディアコンサルティング
    自らの命を差し出せば死に瀕した愛する者を救うことができる。その手助けをする死神が存在する世界。
    仮に命を差し出しても、その代償として自身の存在はこの世から抹消され、命を譲り受けた相手の記憶には一切残らない。
    それに加え、命の差出人はこの世に生まれなかったことになるため息子や娘、孫もろとも消えてしまう。

    一刻の猶予もない中で決断を迫られる人々。
    数人の命を犠牲にしてまで一人を救うことに意味はあるのか、救った先に何が残るのか。
    そして死神の正体と目的とは――

    これは、命の使い方を問いかける愛の物語。