中條 てい

1956年生まれ。三重県在住。南山大学文学部仏文学科卒業。著書に『ヴァネッサの伝言』『ヴァネッサの伝言 故郷』(いずれも幻冬舎ルネッサンス)がある。斉藤緑雨文化賞長編小説賞受賞(2012年度)。

■WEBサイト
『てんてんパラダイス 中條ていの空中散歩』

■著書
『アイミタガイ』(2013年4月小社刊)
『ヴァネッサの伝言 故郷』(2010年2月小社刊) 『ヴァネッサの伝言』(2008年11月小社刊)

書籍

  • 空に、祝ぎ歌
    中條 てい
    出版社名:幻冬舎メディアコンサルティング
    紛争で荒れ果てた国境の小さな村。
    復興からも取り残され、さびれていくだけに思えるその村に、5人の若者がいた。捨て子だったカーシャ、カーシャを気にかけるユーリ、荒れた農地の修復に励むサッコ、バスの運行業をはじめたエゴルの4人の青年と、都会から戻ってきた18歳の少女キーラ。希望を求め懸命に生きる彼らの運命は、一人暮らしの老女アニタの急死を機に、思わぬ方向へ動き出す。
    友情と裏切り、そして事件。彼らが見たものは夢か、それとも欲なのか。さまざまな葛藤の末ふと訪れる心の境地とは。
    心に静かな感動がひろがる物語。
  • ヴァネッサの伝言
    中條 てい
    出版社名:幻冬舎メディアコンサルティング
    剣は使うが血は流さぬ。強い意志と決意を胸に、大きな賭けに出るシルヴィア・ガブリエル。
    仮死で生まれた運命の子は、はたして未来への扉を開くことができるのか!?巨岩石が複雑に林立する魔境ギガロッシュ。その奥に偶然辿り着いた行き場のない人々。
    彼らはその閉ざされた世界に籠もり独自の村を形成していった。時を経ること二百余年、地形のもたらす困難さと誰伝えたとも知れぬ恐怖伝説により、未だ固く遠く外界から閉ざされていた村は高い技能を伝承、発達させながらも、次第に閉塞感に苦しめられていた。
    小さな村の自給自足の生活の中では、彼らの技術や腕も今や宝の持ち腐れ。外の風に触れたいという想いは村人の誰もが持っていたが、外界へ出ることに二の足をふんでいたのだ。そんな折、運命を背負った若者が一人、村を丸ごと外の世界に戻そうという画策を胸に、村の将来を救うべく外の世界へ赴く。
    類いまれな美貌と才覚を備えた彼は異邦人の医者と領主の側近を味方に、策略と突発的な事件を重ねながら計画を密かに準備していく。
    生きることの意味と遺される者の想いを深く描く、感動のヒューマン・ファンタジー。