【前回の記事を読む】原爆が投下されたとき、山路商の母は彼の「自画像」を守った尾道へ二〇一五年の晩秋、ドバイとスペインへの旅行から帰った私達は尾道に出かけた。十一月六日から八日の二泊三日の旅だった。かなり前から楽しみにしていたプランだったのだが、やっと実現した旅だった。テーマは「藤江の山路一族」の子孫に繋がる人との面談であった。同年六月に鞆の浦に出かけた際に、鞆の浦小学校の島校長とお会いした。私達…
[連載]一族の背負った運命【文庫改訂版】
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エッセイ『一族の背負った運命【文庫改訂版】』【最終回】
NHKの人気朝ドラ「マッサン」との意外な縁!? 山路一族の軌跡をたどる!
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エッセイ『一族の背負った運命【文庫改訂版】』【第16回】
原爆が投下されたとき、山路商の母は彼の「自画像」を守った
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エッセイ『一族の背負った運命【文庫改訂版】』【第15回】
想像を絶する拷問を受けた西洋画家・山路商…暗黒の時代の凄惨
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エッセイ『一族の背負った運命【文庫改訂版】』【第14回】
老母と妻子7人を「逆さ磔」に…秀吉の「戦争時代の戦の論理」
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エッセイ『一族の背負った運命【文庫改訂版】』【第13回】
ゲルニカと広島の数奇な因縁…シュールレアリズムに傾倒した「山路商」の先見性とは
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エッセイ『一族の背負った運命【文庫改訂版】』【第12回】
ダダイズムから生まれたシュールレアリズムが藝術的革命なワケ
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エッセイ『一族の背負った運命【文庫改訂版】』【第11回】
報告書からシュールレアリズムの思想性、政治性を見る
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エッセイ『一族の背負った運命【文庫改訂版】』【第10回】
シュールレアリズムの「内務省警保局の報告書」の抜粋を掲載!
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エッセイ『一族の背負った運命【文庫改訂版】』【第9回】
絵画『ゲルニカ』を前に「ピカソの心に秘めた怒りを感じた」
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エッセイ『一族の背負った運命【文庫改訂版】』【第8回】
ピカソの「ゲルニカ」を見る前に、「パエリャ」を食べたい!
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エッセイ『一族の背負った運命【文庫改訂版】』【第7回】
タコの入る隙間はない!ワイン片手にバスク料理を堪能するも…
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エッセイ『一族の背負った運命【文庫改訂版】』【第6回】
マドリッドで出会った「やたら親切な女性」の「正体」に驚愕
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エッセイ『一族の背負った運命【文庫改訂版】』【第5回】
ホテルのチェックインでトラブル…部屋に向かうと衝撃の光景が
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エッセイ『一族の背負った運命【文庫改訂版】』【第4回】
ミロの作品から考える「シュールレアリズム」に隠された意思
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エッセイ『一族の背負った運命【文庫改訂版】』【第3回】
「天国、あるいは地上の楽園」サグラダ・ファミリアに圧倒
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エッセイ『一族の背負った運命【文庫改訂版】』【第2回】
バルセロナに…?「一枚の白黒写真」に写っていた凄すぎる人物
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エッセイ『一族の背負った運命【文庫改訂版】』【新連載】
「しまった!」出発前から重大ミス。前途多難なスペイン旅行!?