【前回の記事を読む】止まった心臓に心臓マッサージからPCPSまで――あらゆる手を尽くした結果、手術室では……手術室を出る前に、麻酔科の先生にお礼を言った。「無理を言って申し訳ありません」と言ったら、「目が覚めるといいですね」と言ってくれた。手術をしている間に、彼も、この若い男性を救いたいという思いを共有してくれたんだと私はその時感じた。そして、この患者が20歳代の若い男性であることを改めて認識し…
[連載]罪の行方
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小説『罪の行方』【第4回】中島 みなと
良かれと思って「お前のお金も一緒に返しておいてやるよ」――これが事件のきっかけだった。激しい口論の末、男性は胸を刺され…
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小説『罪の行方』【第3回】中島 みなと
止まった心臓に心臓マッサージからPCPSまで――あらゆる手を尽くした結果、手術室では……
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小説『罪の行方』【第2回】中島 みなと
「もう死んでいるじゃないか、死体に手術なんかするな!」「頼む、まだ救えるかもしれないんだ!」緊迫した手術室で衝突する眼光
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小説『罪の行方』【新連載】中島 みなと
突然の連絡だった…当直室で大みそかの歌番組をみていると、「胸を刺された外傷の人がいるので、救急搬送します」