【前回の記事を読む】まずい。もしや、同志たちの脱出を知らせてきたのでは――宴の席での策略の最中、アテネの急使が手紙を差し出して...カロンたちがアルキアスを誅殺していたころ、ペロピダスの率いる一隊は、レオンティアデスの屋敷を取り囲んでいた。「とにかく、この門さえ開けさせればよい。門が開いたら、一気に斬り込むぞ」ペロピダスは同志一同に言い含めると、ドンドンと、勢いよく扉を叩(たた)き、「夜分、申し…
[連載]テーバイの将軍エパミノンダスとペロピダス
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小説『テーバイの将軍エパミノンダスとペロピダス』【第6回】竹中 愛語
故郷を取り返すために、スパルタ軍の支配者を暗殺…「やっと自由になれる」。喜びも束の間——
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小説『テーバイの将軍エパミノンダスとペロピダス』【第5回】竹中 愛語
まずい。もしや、同志たちの脱出を知らせてきたのでは――宴の席での策略の最中、アテネの急使が手紙を差し出して...
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小説『テーバイの将軍エパミノンダスとペロピダス』【第4回】竹中 愛語
女装し、樅や松の葉で顔を隠してヘタイラ(芸妓(げいぎ))に化ける…自由を取り戻すため酒宴での誅殺計画が進むが…
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小説『テーバイの将軍エパミノンダスとペロピダス』【第3回】竹中 愛語
ヘラクレス像に誓う十二人の決死行――雪夜に潜入し裏切り者を討ち故郷奪還に挑む
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小説『テーバイの将軍エパミノンダスとペロピダス』【第2回】竹中 愛語
カドメイアに響く女たちの悲鳴。――こうしてテーバイは一夜にしてスパルタに占領された
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小説『テーバイの将軍エパミノンダスとペロピダス』【新連載】竹中 愛語
「『テーバイ』 は、すぐそこだ」――故郷を占領支配から解放するべく、十二名の猟師は殺気立っていた