【前回記事を読む】スーパーから交番へ――警察官が語るピッポの「気ままな自由散策」とにかく、交番に犬がいること自体がおかしなことである。またこの犬は、何かと人を引き寄せ、問題を起こしそうだ。もっと厄介なことが起こっては面倒だ。警察官は本署へ犬を連れて行き、遺失物係に引き渡すのがよいだろうと結論づけた。というわけで、パトカーに犬を乗せるわけにもいかず、本署までは歩いて二十分ぐらいだから、仕方がないと…
[連載]犬のバトン
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エッセイ『犬のバトン』【第4回】竹本 祐子
無事に飼い主のもとに帰ってきたピッポ。幸運にも犬好きな拾い主に助けられ、ピッポも飼い主も幸せな気持ちに…
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エッセイ『犬のバトン』【第3回】竹本 祐子
スーパーから交番へ――警察官が語るピッポの「気ままな自由散策」
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エッセイ『犬のバトン』【第2回】竹本 祐子
帰宅すると、壊れた首輪が転がっているだけでピッポがいない。歩きと車で1時間以上近隣を探し回ったのに見つからず…
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エッセイ『犬のバトン』【新連載】竹本 祐子
私の長年の夢である「自分の犬」を飼うことが実現!たまたまドッグセンターにいたビーグル犬と目が合い、我が家にやってきたピッポ