【前回記事を読む】「財布がない…」眉間にしわをよせ真剣にカバンの中をのぞき込んでいる夫。昨夜の記憶を辿ると…三日ほどして、腫れ上がった腕も正常に戻り元気をとり戻したものの、あれはやっぱり注射がうまくいかなくて、液が漏れだしたせいではなかったのか。三日も預けたのに、獣医さんはその代金を請求しなかった。その翌年からは、毎日一粒ずつ飲ませるフィラリアの予防薬のお世話になった。 犬は嗅覚が発達しているの…
[連載]犬のバトン
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エッセイ『犬のバトン』【第6回】竹本 祐子
年老いた愛犬が心配で、仕事場まで連れて行った。必死でお客さんをさばいた後、様子を見に行くと…
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エッセイ『犬のバトン』【第5回】竹本 祐子
「財布がない…」眉間にしわをよせ真剣にカバンの中をのぞき込んでいる夫。昨夜の記憶を辿ると…
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エッセイ『犬のバトン』【第4回】竹本 祐子
無事に飼い主のもとに帰ってきたピッポ。幸運にも犬好きな拾い主に助けられ、ピッポも飼い主も幸せな気持ちに…
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エッセイ『犬のバトン』【第3回】竹本 祐子
スーパーから交番へ――警察官が語るピッポの「気ままな自由散策」
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エッセイ『犬のバトン』【第2回】竹本 祐子
帰宅すると、壊れた首輪が転がっているだけでピッポがいない。歩きと車で1時間以上近隣を探し回ったのに見つからず…
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エッセイ『犬のバトン』【新連載】竹本 祐子
私の長年の夢である「自分の犬」を飼うことが実現!たまたまドッグセンターにいたビーグル犬と目が合い、我が家にやってきたピッポ